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クレジットカードの解約方法は?退会前の7つのチェックポイントを解説!

ライフスタイルの変化に伴い、利用するクレジットカードも変わっていくことがあります。使っていないクレジットカードを解約するには、どのような手続きを取るべきなのでしょうか。

クレジットカードの解約手続きは、それほど難しくはありません。ただし、クレジットカードを解約する前にチェックしておきたいポイントがあります。

本記事では、クレジットカードの解約方法、解約前に確認しておきたいポイントを解説します。

クレジットカードを解約するメリットや、手元に残すカードの選び方も紹介するので、「解約するかどうかまだ迷っている」という方もぜひ参考にしてください。

使っていないクレジットカードを解約するメリット

使わなくなったクレジットカードが、財布の中に眠っていませんか?

不要なクレジットカードを解約することには、いくつものメリットがあります。代表的な3つのメリットを順番に見ていきましょう。

不正利用のリスクが軽減される

普段ほとんど使っていないクレジットカードについては、利用明細をチェックする機会も減りがちです。

特に最近はWebサイトやアプリのみで明細を提供し、紙の明細を発行しないクレジットカード会社も増えています。

このような状況では、カードが不正利用されていても、明細にアクセスする機会がないとなかなか気づけません

不正利用リスクを減らすためには、「使っていないクレジットカード」自体を手放し、利用状況をきちんとチェックできる枚数のみに収めることが有効なのです。

年会費が発生しない

たとえクレジットカードを利用していなくても、年会費はかかり続けます。また、中には「一定額以上利用しなければ年会費がかかる」というカードもあります。

本来年会費は、クレジットカードを使うことの利便性に対して支払う対価のはずです。したがって、使っていないクレジットカードの年会費は、必要のない出費と言えるでしょう。

逆に考えると、使っていないクレジットカードを解約すると、無駄な支出を減らせるのです。

新しいクレジットカードの審査に通りやすくなることも

クレジットカードの枚数を減らすことによって、新しいクレジットカードの審査に通りやすくなるケースがあります

カードの申込み時には、収入や年齢などの属性のほか、ほかに契約しているクレジットカードやローンの情報も加味して審査が行われます。

その際、クレジットカードを持ちすぎていると、「これ以上カードを作ったら、支払いが難しくなるのではないか」と判断されるケースがあるのです。

したがって、これから新しくカードを作りたいと思っていて、その審査に不安がある場合には、使っていないクレジットカードの解約が効果を発揮するかもしれません。

クレジットカードの解約方法

クレジットカードを解約する方法は、一般的には「電話での手続き」もしくは「実店舗の窓口での手続き」の2つです。それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。

カード裏面の番号に電話をかける

多くのクレジットカードの裏面には、お問い合わせ用の電話番号が記載されています。この番号に電話をかけて、解約したい旨を伝えると、手続きを進めてもらえます。

コールセンターは受付時間が決まっていることが多いので、あらかじめチェックしておいてください。

「解約したいと伝えると引き止められるのでは?」と不安になる方もいるかもしれませんが、気にする必要はありません。

多くの場合、解約理由を伝えるまでもなく手続きが進んでいき、基本的には断られることはありません。

まれに解約理由を尋ねられることもありますが、簡単に答えておけばよく、このとき答える理由によって解約を断られることもないと考えていいでしょう。

また、一部のクレジットカードは、インターネットでの解約にも対応しています。

実店舗の窓口(カードカウンター)で解約を申し込む

クレジットカード会社によっては、実店舗の窓口を設けているところもあります。

その場合は、窓口で解約を申し込むことが可能です。本人確認ができる書類を持って窓口に出向きましょう。

クレジットカードを解約する前に確認したい7つのチェックポイント

ここまで確認してきたとおり、クレジットカードの解約には複数のメリットがあり、解約手続きも難しくありません。

しかし、勢いだけでクレジットカードを解約すると、後悔してしまうケースがあります。「こんなはずじゃなかった」を防ぐため、解約前に以下の7点をしっかり確認しておきましょう。

支払い方法の変更手続きを行う

家賃、光熱費、携帯電話料金やインターネット料金などの各種支払い方法を、クレジットカード払いにしている方も多いのではないでしょうか。

解約予定のクレジットカードで支払っているものがないか、必ず確認しておきましょう

そして、これからも継続して支払える方法へと事前に切り替えておけば、各支払いをスムーズに続けられます。

貯まったポイントは使い切っておく

多くのクレジットカードが、利用に応じてポイントが貯まるシステムを導入しています。解約しようと思っているカードにも、気づかぬうちに多くのポイントが貯まっている可能性があります。

そのまま解約してしまうと、せっかくのポイントを捨てることになってしまいます

ぜひ解約前に一度ポイントを確認し、貯まっていたら何らかの方法で使い切っておきましょう。商品との交換以外に、普段よく使う別のポイントに交換できる場合もあります。

ETCカードや家族カードなどの追加カードも解約される

クレジットカードの本カードを解約すると、ETCカードや家族カードなどの追加カードも同時に解約となります。

「このカードはもう使わないと思って解約したら、実は普段使っているETCカードがそこに紐付いていた」「自分はもう不要だと思っていたが、家族カードは日常的に使われていた」といったケースもあります。

追加カードも含めて解約しても問題ないか、事前に確認しておきましょう。

特に家族カードを発行したカードを解約したいときは、利用している可能性がある家族全員に一言声をかけるのが必須です。

利用残高はすべて支払っておく

クレジットカードには一括払いのほかに、分割払いやリボルビング払い(リボ払い)などの支払方法があります。

高額な買い物をするときなどに、分割払いやリボルビング払いを利用することもあるでしょう。

解約にあたって注意したいのは、分割払いやリボルビング払いの未払い分が一括で請求されるケースがあることです。

この場合、すべての支払いを済ませられるように手配できると理想的ですが、未払い分をすべて一度に支払えるだけの資金がないときには、解約を延期したほうがいいかもしれません。

また、たとえ支払い方法が変更されなくても、支払いのタイミングが変更になる場合もあります。

解約時の支払いルールはカードによって異なるので、残高不足による思わぬ滞納を起こさないようにも、必ず各カードの規約を確かめておきましょう。

入会から最低でも半年~1年は経過しているか

最近では、入会するだけでポイントが還元されるキャンペーンもあることから、「クレジットカードに入会してすぐに解約する」という行動も見られます。

しかしクレジットカード会社は、会員がカード払いしたときの加盟店からの手数料から利益を得ています。

したがって、「カードを作ったのにまったく使わない会員」は、カード会社からすればありがたい存在とはいえません。

そのため、入会してすぐに解約する「短期解約」を審査上のマイナスポイントとしてカウントするカード会社が少なくないのです。

ほかのカードが作りづらくなるのを防ぐために、解約は入会から半年〜1年以上経ってからにしておきましょう。

メインカードを解約する場合は違うカードを準備しておく

あまり使っていないカードを解約するのではなく、メインカードを解約して新しいものに乗り換えようとすることもあるでしょう。

その場合は、別のカードを入手してからメインカードの解約手続きに移ることをおすすめします。

今までメインカードにしていたカードが使えなくなってから新しいカードが届くまでに期間が空いてしまうと、スムーズな日常生活に支障をきたす可能性があります。

カードの新規作成にかかる時間ははっきりわからないことも多いので、別のカードが手元にある状態を整えてからメインカードを解約しましょう。

本当に使うことがないカードなのか最終確認する

一度解約したクレジットカードに再び入会することもできますが、その際には新たに審査を受けることになります。

したがって、以前の審査時よりも信用力が落ちている場合、「前は作れたカードが今回は作れない」という可能性も出てきます。

また、クレジットカード会社によっては、解約から一定期間経たなければ再入会できないというルールを設けていることもあります。

解約する前に、「本当にこのカードはもう使わないのか」をもう一度考えて、慎重に解約を決めましょう。

解約したクレジットカードの処分方法

クレジットカードの解約手続きが完了したら、カードを処分します。このとき、カードをハサミで裁断してから捨てるようにしましょう。

ポイントは、ICチップ磁気ストライプなど、カード情報や個人情報へとつながる部分をしっかり裁断することです。

復元して不正利用されてしまうことのないように、細かめにカットするのがおすすめです。

また、同じ袋に捨てるよりも、バラバラにして捨てたほうがより復元しづらくなります。

手元に残すクレジットカードの選び方

クレジットカードを整理するときには、何枚くらい、どのようなカードを手元に残すべきなのでしょうか。

ポイントは、手元に残しておく枚数と使用頻度です。

カードは2~3枚程度の保有がおすすめ

おすすめのクレジットカードの保有枚数は、2〜3枚程度です。

これくらいの枚数であれば、利用状況をチェックしやすく、家計の収支をきちんと管理しながら、不正利用されていないかの監視もできるはずです。

いろいろなポイントのためにたくさんのカードを作っている方もいるかもしれませんが、その中に「使わないで年会費だけ払っているカード」がある場合は、かえって損をしている可能性もあります。

また、冒頭で述べたように不正利用のリスクも高まります。シンプルに2〜3枚だけの保有に減らせないか、検討してみてはいかがでしょうか。

また自分に合ったカードを探し新たにカードを作り直すこともおすすめです。

 

 

枚数を減らす場合は使用頻度が高いカードから残していく

「カードが多すぎるので、保有枚数を減らそう」と思っても、いったいどのカードを残せばいいのか悩む方もいるかもしれません。

そんなときは、使用頻度の高い順にクレジットカードを並び替えてみましょう。そして、使用頻度が最も高いものから順番に2〜3枚を手元に残すのがおすすめです。

もし同じような頻度で4枚以上のカードを使っていて、管理が煩雑になってしまっているのであれば、何枚かのカードを1枚に集約できないか検討してみてもいいでしょう。

関連記事:クレジットカードは何枚持ちがいい?複数枚を使い分けるポイントとおすすめカードを解説!

【Q&A】クレジットカードの解約に関するよくある質問

クレジットカードの解約についてよくある質問とその答えを掲載します。

Q.インターネットからカードの解約はできる?

A.一部のクレジットカードでは、インターネットからの解約に対応しています。

各カードの公式Webサイトにアクセスし、会員専用の「マイページ」にログインして解約できることが多いです。

インターネットから解約を試してもうまくいかない場合は、カード裏面の電話番号にあらためて問い合わせてみましょう。

Q.カードを紛失してしまっている場合はどうすればいい?

A.クレジットカードをなくしている場合は、すみやかにカード会社に連絡して、不正利用から身を守る必要があります。

カード会社のWebサイトで「紛失・盗難」専用のお問い合わせ窓口を調べて電話しましょう。また、会員専用の「マイページ」などから「停止」や「無効化」の手続きができる場合もあります。

どちらにせよ、まずはカードの機能を停止して、そのあと解約手続きに進むことをおすすめします。

Q.カードを解約すると年会費は返金してもらえる?

A.カードを解約しても、年会費は戻ってこないのが一般的です。

一般的には、年会費請求月の前月末日までに解約すると、余計な年会費を払わずに済むことが多いでしょう。

それぞれのカードで、いつまでに解約すれば年会費がかからないかを調べておきましょう。

Q.ETCカードや家族カードのみを解約することはできる?

A.本カードを解約しなくても、ETCカードや家族カードなどの追加カードを単独で解約することは可能です。

カード会社に問い合わせるか、会員専用Webサイトにログインして解約手続きを取りましょう。

Q.解約後はすぐに利用明細を確認できなくなる?

A.クレジットカードの解約後すぐに、Webでの利用明細確認はできなくなるのが一般的です。

ただし、別途利用明細が郵送されてきたり、コールセンターへの問い合わせで利用状況を確認できたりと、明細を確認する手段は解約後もしばらく残されています。

気になる場合は、各カード会社に問い合わせてみましょう。

不要なクレジットカードは解約して整理を!

今回は、クレジットカードの解約をテーマに基礎的な知識を解説してきました。

不要なクレジットカードを解約すると、「不正利用のリスクが軽減される」「年会費が発生しない」というメリットが得られる上に、新しいクレジットカードの審査に通りやすくなることもあります。

カードの解約を後悔しないために、解約前に今回ご紹介した7つのポイントをチェックすることをおすすめします。利用するカードを厳選して、快適なクレジットカードライフを送りましょう。

クレジットカード比較ナビ編集者
クレジットカード比較ナビ編集者
クレジットカード比較サイトを運用しており、日々どのカードがお得に使用できるかを比べています!読者の方へ有益な情報をお届けできるよう執筆しています!

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