カードローンとは?メリットや注意点、利用方法や返済について解説!
テレビCMや街中の広告などで見かける「カードローン」。
利用を検討するにあたって、カードローンの仕組みをしっかり理解しておきたいという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「カードローンとは何か」という基本から、カードローンのメリット・デメリット、利用や返済の方法までをわかりやすく解説します。
カードローンの選び方や特におすすめのカードローンも紹介しているので、カードローンが気になっている人はぜひお役立てください。
目次[非表示]
- 1.カードローンとは?
- 1.1.カードローンを利用する主な理由
- 1.2.キャッシングとの違い
- 2.カードローンのメリット
- 2.1.いつでも借り入れができる
- 2.2.担保や保証人がいらない
- 2.3.借入金の利用目的に制限がない
- 2.4.入会費や年会費が無料
- 2.5.審査結果が出るまで早い
- 3.カードローンを利用する前に知っておきたい注意点
- 3.1.1. 金利がかかる
- 3.2.2. 総量規制の対象になる
- 3.3.3. 借りすぎや多重債務には注意
- 4.カードローンを利用する流れ
- 4.1.STEP1. カードローンを選ぶ
- 4.2.STEP2. 申し込みをする
- 4.3.STEP3. 審査結果を待つ
- 4.4.STEP4. カードの受け取り
- 4.5.STEP5. 借り入れ
- 5.カードローンの申し込みに必要なもの
- 6.カードローンの返済方法
- 6.1.銀行口座から自動引き落とし
- 6.2.ATMから返済
- 7.カードローンの選び方のポイント
- 7.1.1. 借り入れまでのスピード
- 7.2.2. 金利
- 7.3.3. 審査の難易度
- 8.消費者金融カードローンと銀行カードローンの違い
- 8.1.消費者金融カードローンとは
- 8.2.銀行カードローンとは
- 8.3.大きな違いは「金利」
- 9.【即日借入】おすすめのカードローン一体型クレジットカード3選
- 9.1.1. ACマスターカード
- 9.2.2. プロミスVisaカード
- 9.3.3. Tカード プラス(SMBCモビット next)
- 10.『Q&A』カードローンに関するよくある質問
- 10.1.Q.カードローンの金利の計算方法は?
- 10.2.Q.クレジットカードのキャッシングとカードローンはどっちがおすすめ?
- 10.3.Q.返済が遅れるとどうなる?
- 10.4.Q.カードローンの審査では何が見られる?
- 10.5.Q.借り入れの限度額は増やせる?
- 11.【まとめ】カードローンの利用は計画的に!
カードローンとは?
カードローンとは、「カードを利用してお金を借りるローン商品」です。
銀行やカード会社、消費者金融といった機関が個人向けに提供しているサービスで、ローン専用のカードが付与されることもあれば、銀行のキャッシュカードを利用することもあります。
クレジットカード(ショッピング利用)はカード会社が商品の購入代金を建て替えるのに対し、カードローンは現金そのものを借り入れすることができます。
ATMやインターネットのような手段で、手軽に借り入れできるのがカードローンの大きな特徴です。返済方法の自由度も高く、利便性の高いサービスといえます。
カードローンを利用する主な理由
日本貸金業協会の調査(※)によると、53.8%の人がカードローンの利用を検討したことがある、または利用していると回答しています。
どの所得帯においても、半数以上の人がカードローンの利用を考えた経験を持っており、カードローンは広く普及しているサービスだといえそうです。
カードローンなどの融資サービスを利用する理由は、同調査の結果によると以下のような借り入れ背景が見受けられます。
- 旅行や物品購入などによる支出の先取り
- 急な冠婚葬祭などによる支出の増加
- リストラ、失業、転職などによる収入の減少
カードローンは手軽に借り入れ・返済しやすいシステムだということもあり、突然の支出や収入減少の際、選択肢のひとつとして挙がりやすいサービスだといえるかもしれません。
※出典:日本貸金業協会「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」
キャッシングとの違い
カードローンと似た言葉に「キャッシング」がありますが、両者はどのように異なるのでしょうか。
元々キャッシングとは、現金を借りられるサービスの総称です。つまり、本来はキャッシングの中にカードローンが含まれます。
しかし最近では、クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を指して「キャッシング」と呼ばれることが増えています。
クレジットカードは「ショッピング利用枠」と「キャッシング利用枠」の総額が利用限度額となっており、キャッシング利用枠の範囲内で現金を借り入れすることができます。
金利の面では、カードローンのほうが低め、キャッシングのほうが高めに設定される傾向にあります。また、一般的に限度額はカードローンのほうが高く、キャッシングのほうが低いことが多いでしょう。
こういった違いを押さえて、自分に合った融資サービスを選ぶことをおすすめします。
関連記事:キャッシングとは?カードローンとの違いやメリット・デメリットを解説!
カードローンのメリット
続いて、カードローンのメリットを見ていきましょう。ほかの融資サービスと比べたときのカードローンの魅力を、ここでは5つご紹介します。
いつでも借り入れができる
カードローンでは、契約時に定められた限度額の範囲内であれば、いつでも自由にお金を借りられます。
最近では、口座振込や銀行ATM のみならず、コンビニATMで借り入れができるカードローンも多く、「いつでも好きなときに借りられる」という利便性はますます高まっている状況です。
お金を借りるというと、「銀行で事情を説明し、たくさんの書類にサインして、数日後にやっと振り込まれる」というイメージがあるかもしれません。
しかし、カードローンはそうした時間のかかる手続きなしで融資を受けられるサービスです。
またカードローンの場合、借り入れだけでなく、返済タイミングの自由度も高いのがポイント。
返済についても、ATM利用やネットバンクでの振り込みなどの手軽な方法で、好きなタイミングで返していくことが可能です。
煩雑な手続きを踏まず、自由なタイミングで手軽に借り入れ・返済ができるのは、カードローンの大きなメリットだといえるでしょう。
担保や保証人がいらない
「お金を借りるときには、担保や保証人が必要だ」というイメージを持っていませんでしょうか?
「担保にできる資産がない」「保証人を頼めそうな人がいない」などの理由で、借り入れをあきらめた経験がある人もいるかもしれません。
しかしカードローンの場合、担保や保証人を用意しなくても融資を受けられるものがほとんどです。これも、カードローンの大きな魅力のひとつといえるでしょう。
ただし一部のカードローンでは、「保証会社による保証を受けられること」が申込条件となっていることがあります。
このような条件の付いたカードローンを申し込むには、保証会社の審査を通過する必要があります。カードローンを申し込むときには、保証会社の有無を確認しておきましょう。
借入金の利用目的に制限がない
ローンと聞くと、住宅ローンや自動車ローンをイメージする人が多いかもしれません。これらのローンは借入金の使いみちが限定されています。
例えば住宅ローンなら、原則として利用者自身が住まう住宅以外に利用できません。
しかしカードローンなら、借入金の利用目的に制限がありません。借りたお金を何に使っても自由なので、状況に合わせて柔軟な活用が可能です。
入会費や年会費が無料
「お金が不足しているから借りたいと思っているのに、余計な支出をしたくない」と考える人も多いでしょう。
カードローンを利用するにあたって、入会費・年会費を支払う必要はありません。
クレジットカードのキャッシングの場合、カードによっては入会費や年会費がかかることがありますが、カードローンの場合はそういった支出を心配することなく借り入れを行うことが可能です。
無駄な出費を抑えてかしこく借り入れしたいときに、カードローンはおすすめです。
審査結果が出るまで早い
冠婚葬祭、自身や家族のケガや病気など、急な出費が発生することがあります。
このような場面では、なるべく早く手元に現金を用意したいもの。そこで、カードローンのメリットが発揮されます。
カードローンは一般的に審査がスピーディーで、融資までの期間が短いのが特徴です。中には、最短30分で審査・融資が完了するカードローンもあります。
カードローンは、いざというとき強い味方になってくれるサービスだといえるでしょう。
カードローンを利用する前に知っておきたい注意点
ここまでカードローンのメリットを挙げてきましたが、カードローンには注意しておくべき点もあります。
利用する前に知っておきたいポイントを3つ解説するので、ぜひ一度目を通しておきましょう。
1. 金利がかかる
カードローンでお金を借りると、返済までの期間、金利が発生します。これはカードローンのみに限らず、融資全般に当てはまる注意点だといえます。
金利がかかるということは、借入総額よりも返済総額のほうが多くなるということです。返済計画を立てるときに、金利の分まで計算に含めるようにしましょう。
なお、「カードローンは金利が高いから注意」といわれることもあります。確かに、住宅ローンや自動車ローンに比べれば、カードローンの金利は少し高めに設定される傾向にあります。
しかし先述のとおり、クレジットカードのキャッシングに比べるとカードローンの金利は低めです。
メリットとして紹介した利便性や自由度の高さを考えると、必ずしも「カードローンは金利が高い」とは言い切れないのではないでしょうか。
金利は各カードローンによって異なります。また、返済状況などによって、同じカードローンでも金利が変わることがあります。
申込前に条件をしっかり確認して、納得できるカードローンを選びましょう。
2. 総量規制の対象になる
総量規制とは、お金の借りすぎ・貸しすぎによって利用者が多重債務に陥るリスクを減らすための規制です。
すべての貸金業者からの借り入れの合計が、年収の3分の1以内に収まらなければならないとされています。
多くのカードローンはこの総量規制の対象となっています。銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、銀行として自主規制を行っており、基本的には年収の3分の1を超える金額を借りることはできないようになっています。
カードローンのほか、クレジットカードのキャッシング、消費者金融の借り入れなども総量規制に含まれます。
一方で、不動産ローンや自動車ローン、奨学金、高額医療費のための借り入れなど、総量規制に含まれないものもあります。
「カードローンを当てにしていたのに、総量規制で借りられなかった」という事態に陥らないよう、事前に仕組みを理解しておきましょう。
3. 借りすぎや多重債務には注意
これもカードローンに限らず、すべての借り入れに言えることですが、返済能力を超えて借り入れを行わないように注意が必要です。
先述のとおりカードローンは、いつでも手軽に借り入れできる便利なサービスです。しかしその利便性が、借りすぎを招くことも考えられます。
複数の金融機関から借金をして返済が困難になる「多重債務」は、いまや社会的な問題となっています。
特に「借金を借金で返済する」という行為を続けていると、雪だるま式に借金が増え、返済困難に陥りやすくなってしまいます。
カードローンを始めとする融資は、計画的に利用しましょう。そして、「返済が難しくなってきた」と感じたら、家族などの身近な人や専門の相談機関に、なるべく早めに相談するようにしてください。
カードローンを利用する流れ
カードローンでお金を借りるまでの一般的な流れは、以下のとおりです。
STEP1. カードローンを選ぶ
まずは、自分に合ったカードローンを選ぶところからスタートです。
のちほど詳しくお伝えしますが、融資までのスピード感、金利、審査のハードルの高さなど、カードローンによって異なる点が複数あります。
時間やお金のロスをなるべく防ぎたい場合、とりあえず目についたカードローンに申し込むのではなく、自分のニーズや状況に合っていそうなカードローンに狙いを定めて申し込むのがおすすめです。
記事後半「カードローンの選び方のポイント」も参考にしてください。
STEP2. 申し込みをする
どのカードローンを利用するか決めたら、申し込みをします。
デジタル機器の操作に慣れている人なら、一番手軽な申込方法はインターネットでの申し込みでしょう。
ほかに、店頭窓口、郵送、電話などの手段もあります。カードローンによって申込方法の選択肢は多少異なりますので、事前に確認しておきましょう。
申込時に必要な書類は、のちほど「カードローンの申し込みに必要なもの」として解説しますので、併せて参考にしてください。
STEP3. 審査結果を待つ
申し込みが無事終わったら、カードローンを提供している金融機関での審査結果を待ちます。
審査の材料として使われるのは、利用者本人が提出した書類、申込内容、そして信用情報です。
信用情報とは、ローンやクレジットカードなどの利用に関わる個人情報のことで、信用情報機関と呼ばれる専門機関によって管理されています。
今回申し込むカードローンの情報も、信用情報機関に提供されることになります。
審査が完了したら、申込者本人にメールや電話で結果が伝えられます。
STEP4. カードの受け取り
審査を通過すると、カードが発行されます。カードは、郵送またはローン契約機で受け取ることになるため、なくさないよう、しっかり管理しましょう。
なお最近では、カードを利用せずに借り入れできる「カードレス」対応のカードローンもあります。
STEP5. 借り入れ
カードを受け取ったらすぐに、ATMなどで借り入れが可能になります。中には、カード受け取り前に口座振込で借入可能なカードローンもあります。
以上が、カードローンを利用するまでの一般的な流れです。カードローンによって少しずつ異なる点があるので、利用を検討しているカードローンの情報を事前にご確認ください。
カードローンの申し込みに必要なもの
カードローンを申し込む際には、所定の書類が必要になります。
以下に一般的に必要になる書類を挙げて説明します。
本人確認書類
一般的には、以下のような書類を本人確認書類として利用できます。
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カード・特別永住者証明書
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 公共料金の領収書
このうち2点が必要になることも多いので、あらかじめ確認しておきましょう。
なお、インターネットで申し込む場合など、本人確認書類なしで申し込めるケースもあります。
収入証明書類
50万円を超える借り入れや、他の貸金業者からの借り入れも合わせて100万円を超える借り入れをする場合、収入証明書類が必要になります。
また、上記未満の借り入れでも、カードローン業者が収入証明書類の提出を求めてくることもあります。
申込者本人の収入を証明できる書類として、以下のようなものが必要です。基本的にこれらの書類は、最新のものを用意する必要があります。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 課税証明書
- 給与明細書
- 納税通知書
インターネットで申し込む場合には、画像データで書類を提出することになります。
なお、必要書類はカードローンによって異なることがあります。
スピーディーに融資を受けるためにも、あらかじめWebサイトなどで必要書類の詳細を確かめ、抜け漏れのないように用意しておくことが大切です。
カードローンの返済方法
カードローンを返済する方法には、大きく分けて「銀行口座から自動引き落とし」と「ATMから返済」の2種類があります。それぞれの方法を簡単に確認しておきましょう。
銀行口座から自動引き落とし
申込時に登録した銀行口座から、毎月自動的に引き落としを行う方法です。多くのカードローンの返済は、この方法を基本としています。
日々仕事や家事に忙しく、手動での返済が負担になる人でも、銀行口座からの自動引き落としであれば計画的かつ着実に返済を進められるでしょう。
引き落とし日に残高が不足することのないよう、余裕をもって入金しておきましょう。
ATMから返済
銀行ATMやコンビニATMから手動で返済する方法で、上記の自動引き落としに付け加える形で利用できます。
借入金の残高が減るほど利息も減っていくので、お金に余裕がある時期にATMから繰り上げ返済することで、より支出を抑えることができます。
このように、経済状況に合わせてうまく返済額を調整していくことも、カードローン利用のコツといえるでしょう。
カードローンの選び方のポイント
カードローンと一口に言ってもさまざまな商品があるため、「何を基準に選べばいいのかわからない」と悩む人も少なくないでしょう。
カードローンを選ぶ際、必ずチェックしておきたいポイントは以下の3つです。
これら3つのポイントに重点を置いて複数のカードローンを比較検討すると、自分に合ったカードローンを選びやすくなります。それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
1. 借り入れまでのスピード
カードローンのメリットのひとつは、審査のスピードが早く、借り入れまでの時間が短いことです。
そのメリットを最大限活かすためには、カードローンの中でも特にスピーディーに手続きが進むものを選ぶのがおすすめです。
公式Webサイトに、借り入れまでにかかる時間の目安を記載しているカードローンもあります。
「今すぐお金が必要」という人は、ぜひ複数のカードローンを見比べて、借り入れまでの時間が短いカードローンの利用を検討しましょう。
2. 金利
カードローンに限らずどのような形の融資を受ける場合にも、金利は重要なチェックポイントです。
カードローンでは「◯%〜◯%」という形で金利の下限・上限が定められているのが一般的で、利用限度額が高いほど、適用される金利は低くなることが多くなっています。
実際にどれくらいの金利が適用されるかは、審査によって決まります。
金利は支払う利息の額に直接関わるので、申込前に下限金利と上限金利をしっかり確認し、納得できる金利のカードローンを選びましょう。
カードローンによっては、利息を抑えられるキャンペーンやサービスを提供しているものもあります。
3. 審査の難易度
特に、「審査に通るか自信がない」という人に注目してほしいのが、審査の難易度です。
カードローンの審査で見られているのは「返済能力があるかどうか」です。
例えば、借り入れ希望額があまりにも大きかったり、過去に返済を滞納したことがあったり、収入が不安定だったりすると、返済能力がないと判断されやすくなります。
ただし、返済能力の有無を判断する基準は、カードローンによって異なります。
具体的な基準は非公開ですが、申込者の口コミなどから審査の厳しさがある程度推測できるものもあります。
また、このあと解説するように、カードローンを提供している金融機関のタイプによっても、審査の難易度が異なると言われています。
消費者金融カードローンと銀行カードローンの違い
カードローンは、「消費者金融カードローン」と「銀行カードローン」の2つに大別できます。それぞれのカードローンの特徴と、両者の違いを見ていきましょう。
消費者金融カードローンとは
消費者金融カードローンは、消費者金融が提供しているカードローン商品のことです。消費者金融カードローンの主な特徴は、以下のとおりです。
- 保証会社を利用しないため、上限金利が比較的高い
- 審査時に警察への情報照会を挟まないため、融資までの時間が比較的短い
- 総量規制の対象になる
サービス例
アイフル、アコム、レイクALSA、SMBCモビット、プロミスなど
銀行カードローンとは
銀行カードローンは、銀行が提供しているカードローン商品のことです。銀行カードローンの主な特徴は、以下のとおりです。
- 保証会社を利用するため、上限金利が比較的低い
- 審査の難易度が比較的高い
- 審査時に警察への情報照会を挟むため、融資までの時間が比較的長い
- 総量規制の対象にならない(ただし、銀行の自主規制あり)
サービス例
みずほ銀行カードローン、バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)、イオン銀行カードローンなど
大きな違いは「金利」
消費者金融カードローンと銀行カードローンの違いをまとめると、以下の表のとおりになります。
借入方法 |
消費者金融カードローン |
銀行カードローン |
---|---|---|
金利 |
高い |
低い |
融資までの時間 |
短い |
長い |
規制 |
総量規制の対象 |
自主規制あり |
このうち、利用者にとって特に大きな違いは、「金利」でしょう。
上限金利の低さを優先するなら銀行カードローン、審査の難易度の低さを優先するなら消費者金融カードローンが向いているといえます。
自分のニーズや状況に合わせて、適したカードローンを選びましょう。
【即日借入】おすすめのカードローン一体型クレジットカード3選
スピーディーな審査で即日借入が可能な、特におすすめの年会費無料のカードローン一体型クレジットカードを3つご紹介します。
1. ACマスターカード
<ACマスターカードの特徴・ポイント>
- ネットで最短20分(※1)か自動契約機(むじんくん)受け取りで最短即日発行!
- 入会費・年会費が永年無料!
- 信用情報機関が他のカード会社と違うため、仕事をしていればアルバイトでも通りやすい!
- 利用代金の0.25%がキャッシュバック!
- リボ払い専用のクレジットカードのため注意
ACマスターカードは、消費者金融大手のアコムが発行するクレジットカードで、インターネットからの申込後、全国にある自動契約機(むじんくん)で発行できます。
ショッピング限度額最高300万円にカードローンを合わせると、利用限度額は合計で最高800万円。急ぎでカードが欲しい方・初めてカードを作る方におすすめの「キャッシング」「カードローン」「クレジットカード」の3つの機能が1枚に集約したカードです。
大きな特徴は、他のカード会社とは異なり独自の審査基準があるため、他のクレジットカードの審査に通らなかった人でも通る可能性がある点です。
また、ポイントでの還元になるのが一般的なクレジットカードですが、ACマスターカードは利用金額の0.25%が現金でキャッシュバックされるため、ポイントを使用しなくてもお得にカードを利用できます。
一般的なクレジットカードの場合、現金を引き出すキャッシング枠を設定すると審査が通りづらくなりますが、ACマスターカードの場合はカードローンが自動でついているため、現金が足りないときにも安心です。ただし、ACマスターカードの利用金額の返済方法は定率リボルビング方式となっており、リボ払い専用のクレジットカードのため、利用の際にはご注意ください。
毎月の返済額をカードの利用限度額にしておくと、リボ払いの残高が溜まっていくことなく支払いができます。
年会費 |
永年無料 |
国際ブランド |
Master |
ポイント還元率 |
ご利用で自動的に利用金額の0.25%がキャッシュバック |
申込対象 |
安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方。学生、パート、アルバイト、派遣社員の方も申込可能(専業主婦を除く) |
カード機能 |
クレジットカード / カードローン / キャッシング |
特徴 |
契約日の翌日から30日間は無利息でキャッシングが利用可(※2)
|
限度額 |
最高800万円(※ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額) |
追加可能なカード |
なし |
(※1)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
(※2)30日間無利息については詳しくはアコム公式サイトをご確認ください。
当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しております。
2. プロミスVisaカード
► 公式サイトを見る
<プロミスVisaカードの特徴・ポイント>
- 最短で申込即日でローン利用が可能!(※1)
- 在籍確認原則不要で周囲にバレにくくオンラインで申込みが完結!
- 【家族ポイント】特典で登録した家族の数に応じてポイント還元率がUP!5人以上の登録で最大+5%還元!
- 海外旅行保険の疾病治療費で新型コロナウイルスによる感染症の治療費用も補償の対象に!(利用付帯)
安心安全のプロミスと三井住友カードからクレジットカードとカードローンの良いとこどりをしたカードが新登場!パートやアルバイトの方にもWEB完結でローン利用可能。初めての利用なら、なんと30日間利息0円!(※2)
ナンバーレスで高セキュリティ・楽々タッチ決済が可能な高スペックで、申込から最短即日でローンが利用できるので急な出費もばっちりカバーできます。
(※1)お申込みの時間帯や審査の状況によってはご希望に添えない場合がございます。
(※2)30日間無利息サービスの適用には、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。詳しくはプロミス公式サイトをご確認ください。
年会費 |
永年無料 |
国際ブランド |
Visa |
ポイント還元率 |
0.5%~7.0% (※3)
|
申込対象 |
年齢18~74歳の本人に安定した収入のある方(高校生不可) |
カード機能 |
クレジットカード / カードローン |
特徴 |
初めての利用なら30日間は無利息でローン利用可 (※2)
|
限度額 |
最高500万円 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費550円(税込)※年1回以上利用で翌年度無料)
・家族カード(年会費永年無料)
|
(※3)
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
3. Tカード プラス(SMBCモビット next)
※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。
<Tカード プラス(SMBCモビット next)の特徴・ポイント>
- 入会費・年会費が永年無料!
- ポイントが貯まりやすいうえに、ポイントの使用先が豊富!
- カードローン機能では融資額上限800万円で、最短3分で口座振り込み可能!全国の提携ATMも利用OK!(※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。)
- たまったVポイントは、全国の提携店舗で利用可能!ネットショップや商品と交換もできる!
20歳以上で収入があればフリーターやパートでも申込OK。審査のハードルは低めで年会費も永年無料なため気軽に申込ができます。
クレジットカード払いと加盟店でのカード提示でVポイント2重取りができるポイント重視カードです。
急ぎでお金が必要な場合は、最高800万円までを最短3分でご自身の銀行口座にキャッシング振込が可能。(※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。※カードローン審査通過後にクレジットカードの審査があります)
年会費 |
永年無料 |
国際ブランド |
Master |
ポイント還元率 |
0.5%~0.9% |
申込対象 |
満20歳以上のモビットカード会員の方 |
カード機能 |
クレジットカード / カードローン / Vポイントカード |
特徴 |
最短3分で振込キャッシング対応 |
限度額 |
最高800万円 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費初年度無料/2年目以降550円(税込)※年1回以上利用で翌年度無料) |
『Q&A』カードローンに関するよくある質問
最後に、カードローンに関してよくある質問とその答えを掲載します。
Q.カードローンの金利の計算方法は?
カードローンで支払う利息の金額は、下記の数式で計算できます。
利息額=借入金額×金利×借入日数÷365日
最近では、数字を入力するだけで簡単に利息額が表示されるシミュレーションサイトもたくさんあります。
適用される金利の違いで支払う利息の額がどれだけ変わるのか、一度計算してみることをおすすめします。
Q.クレジットカードのキャッシングとカードローンはどっちがおすすめ?
金利の面でいえば、カードローンのほうがキャッシングよりも低く設定されています。
そのため、支出総額を抑えたいときや、長期間借入れたいときにはカードローンがおすすめです。
一方、海外で急に現地通貨の現金が必要になったときなど、手続きなしですぐに現金を引き出せるクレジットカードのキャッシングが便利なときもあります。
なお、カードの作成時にキャッシング枠を設定していない場合は、別途キャッシング枠の申し込みが必要です。
Q.返済が遅れるとどうなる?
カードローンの返済が遅れると、まずは金融機関から電話やSNSなどでお知らせが届きます。
この時点で金融機関に連絡し、約束した日までに支払いを済ませれば問題は解消しますが、ここで再び支払いが滞ると、カードの借り入れ機能が停止し、新たな借り入れができなくなります。
そして、通常金利に変わって「遅延損害利率」が発生します。
そのまま支払いをせずにいると、自宅に督促状が届き、その後、カードローンの強制解約や一括請求、そして最終的には裁判による差し押さえに至ることになります。
返済が滞るほど信用情報が傷つき、住宅ローンや自動車ローンの審査に影響したり、クレジットカードを作れなくなったりする可能性があります。
「うっかり滞納」を防ぐのはもちろん、どうしても支払いが難しくなってきたときは、金融機関の担当者に正直に相談し、対処方法を仰ぎましょう。
Q.カードローンの審査では何が見られる?
審査では、大きく以下の3つがチェックされています。
- 本人の属性:年収、職業や勤務先、雇用形態、勤続年数、住居の状況、家族構成など
- 他社からの借り入れ状況:収入に対して十分な借入枠が残っているかどうか
- 信用情報:過去に借り入れたお金をきちんと返してきたかどうか
金融機関はこれらの情報を総合的に見て、「お金を貸してもしっかり返してもらえるか」を判断しているのです。
なお、審査で重視する項目や判断基準は金融機関によって異なるので、同じ条件でも審査に通ったり通らなかったりする可能性もあります。
Q.借り入れの限度額は増やせる?
今借りているカードローンで、借り入れ限度額の増額を申請できます。また、他のカードローンを申し込むという方法でも借り入れ限度額を増やせます。
ただし、カードローンは限度額が高くなるほど金利が低くなる仕組みになっているので、同じカードローンで限度額を引き上げたほうが金利が低くなって経済的です。
また、融資までの時間も、現行のカードローンで限度額を引き上げるほうが短い傾向にあります。
【まとめ】カードローンの利用は計画的に!
今回の記事では、カードローンの概要やメリット・デメリット、利用の流れや選び方のポイントなど、カードローンの基礎知識を広く解説しました。
いつでも借り入れ・返済が可能な点、利用目的に制限がなく借入金を自由に使える点など、カードローンには多くのメリットが存在します。
本記事で解説した注意点をしっかり理解した上で、計画的に利用しましょう。
記事を読んで「カードローンを申し込もう」と思った人は、記事内でご紹介した選び方のポイントやおすすめのカードローン情報も参考にして、自分にぴったりのカードローンを選んでください。