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クレジットカードの作り方を徹底解説!無職・大学生・未成年でも作れる?

1枚持っていると便利なクレジットカードですが、「作るのが難しそう」「審査に落ちないか心配」と不安に感じてしうこともありますよね。

クレジットカードを作る際、「利用代金を支払う能力はあるのか」をカード会社が審査しますが、学生や専業主婦(夫)でもカードを持つことは可能です。

この記事では、クレジットカードの作り方について紹介します。

「そもそもクレジットカードって何?」という疑問から解説していきますので、1枚目のクレジットカードを持ちたいと思っている人はぜひこの記事を参考にして、実際にクレジットカードを申し込んでみましょう。

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目次[非表示]

  1. 1.そもそもクレジットカードとは?
    1. 1.1.クレジットカードのメリット
    2. 1.2.クレジットカードの種類
  2. 2.クレジットカードの作成に必要なもの
    1. 2.1.必要書類(本人確認書類)
    2. 2.2.利用代金引き落とし用の本人名義の銀行口座
    3. 2.3.電話番号
    4. 2.4.住所
    5. 2.5.権者の同意(未成年の場合)
  3. 3.基本的なクレジットカードの作り方の流れ
    1. 3.1.STEP 1.クレジットカードを選ぶ
    2. 3.2.STEP 2.申し込み
    3. 3.3.STEP 3.審査
    4. 3.4.STEP 4.カードの受け取り
  4. 4.クレジットカードの3つの作り方
    1. 4.1.オンラインで申し込む
    2. 4.2.店頭で申し込む
    3. 4.3.郵送で申し込む
  5. 5.クレジットカードを作る際の審査では何がみられる?
    1. 5.1.個人信用情報
    2. 5.2.本人の属性情報
  6. 6.高校生や未成年、無職、専業主婦(夫)でもクレジットカードは作れる?
    1. 6.1.高校生の場合
    2. 6.2.大学生・未成年の場合
    3. 6.3.無職の場合
    4. 6.4.専業主婦(夫)の場合
  7. 7.審査の甘いクレジットカードやカード会社はある?
  8. 8.即日発行するためのクレジットカードの作り方
    1. 8.1.即日発行に対応したおすすめのクレジットカード
      1. 8.1.1.1. エポスカード
      2. 8.1.2.2. セゾンカードインターナショナル
      3. 8.1.3.3. ACマスターカード
      4. 8.1.4.4. 三井住友カード(NL)
  9. 9.初めてのクレジットカードの選び方のポイント・コツ
    1. 9.1.国際ブランドは「Visa」がおすすめ
    2. 9.2.初めてのカードは「年会費永年無料」がおすすめ
    3. 9.3.車を運転する人は「ETCカード」を発行しよう
    4. 9.4.よく使うお店・サービスでのポイント還元率をチェック
    5. 9.5.付帯サービスや機能もチェック
  10. 10.初めてのクレジットカードのおすすめ5選
    1. 10.1.1. JCB カード W
    2. 10.2.2. 楽天カード
    3. 10.3.3. エポスカード
    4. 10.4.4. セゾンインターナショナル
    5. 10.5.5. 三井住友カード(NL)
  11. 11.クレジットカードの申込時に注意点・確認するべきこと
    1. 11.1.年収や職業で虚偽の申告は絶対NG
    2. 11.2.支払い方法が「リボ払い」になっていないか確認
    3. 11.3.まずは1枚のみを申し込む
  12. 12.クレジットカードが届いたら必ずするべきこと
    1. 12.1.カードの種類や契約内容を確認
    2. 12.2.引き落とし口座が正しく設定されているか確認する
    3. 12.3.カード裏面に署名する
  13. 13.【Q&A】クレジットカードの作り方に関するよくある質問
    1. 13.1.Q. 本人確認書類がない場合はどうする?
    2. 13.2.Q. クレジットカードの申し込みは何歳からできる?
    3. 13.3.Q. 「Visa」「JCB」「Mastercard」の違いは?
    4. 13.4.Q. 審査の時に電話はかかってくる?
    5. 13.5.Q. 審査で職場や親に電話がかかってくることはある?
    6. 13.6.Q. 審査完了からクレジットカードが自宅に届くまでの日数は?
    7. 13.7.Q. 一度審査に落ちると他のクレジットカードも発行できない?
    8. 13.8.Q. クレジットカードの利用代金の支払日は何日?
    9. 13.9.Q. 年収がどのくらいあれば審査に通る?
    10. 13.10.Q. クレジットカードのキャッシング枠は利用設定するべき?
  14. 14.【まとめ】クレジットカードの作り方は簡単、まずは気軽に申し込みを!

そもそもクレジットカードとは?

クレジットカードとは、商品やサービスの購入・契約時に支払う代金をクレジットカード会社が本人に代わって先に支払い、後から利用者本人が代金をカード会社に支払う仕組みのカードのことです。

クレジットとは日本語で「信用」を意味する言葉で、利用者がカード会社に対して「利用代金を後からきちんと支払う」という信用のもとにクレジットカードは発行されています。

そのため、だれでもクレジットカードを保有できるわけではなく、クレジットカードに申し込みをすると、カード会社による審査が行われます。

その審査に通れば、カード会社からクレジットカードが発行され、決められた金額(限度額)の中でカード決済ができるようになります。

クレジットカードのメリット

クレジットカードを持つ大きなメリットには以下が挙げられます。

  • 多額の現金や小銭を持ち歩く必要がなくなる
  • 手数料を支払って銀行やATMで現金を引き出す必要がなくなる
  • カードの利用でポイントが貯まってお得
  • 保険やサービスなどが付帯しているカードもある

クレジットカードの種類

クレジットカードは、さまざまな会社がたくさんの種類のカードを発行しているため、現在クレジットカードは数え切れないほどの種類があります。

クレジットカードの種類は、以下の3つの項目によって分類されます。

  • 国際ブランド
  • ランク(グレード・ステータス)
  • カードの発行会社

クレジットカードの種類によって、利用できるお店の数やサービスの内容、審査の難易度が異なります。

クレジットカードを利用するシーンや目的に合わせて、自分にとってぴったりのクレジットカードを見つけるのが、賢くクレジットカードを使うポイントです。

関連記事:クレジットカードの種類を一覧で紹介!ランク・国際ブランド・カード会社による違いとは?

クレジットカードの作成に必要なもの

まずは、クレジットカードの作成に必要なものについて解説します。

クレジットカードの作成に必要なのは、以下の4つです。

  • 必要書類(本人確認書類)
  • 利用代金引き落とし用の本人名義の銀行口座
  • 電話番号
  • 住所

未成年の人がクレジットカードを作る際には、上記に加えて「親権者の同意」も必要となります。

これらが準備できなければクレジットカードを作ることはできませんので、まずは必要物を揃えるところから始めましょう。

必要書類(本人確認書類)

クレジットカードの申し込みには、申込者の本人確認書類が必要です。

本人確認書類として扱うことのできる書類は、以下のようなものが挙げられます。

  • 運転免許証、運転経歴証明書
  • パスポート
  • マイナンバーカード(通知カードではない)
  • 住民基本台帳カード(住基カード)
  • 在留カード、特別永住者証明書

顔写真付きの身分証明書であれば、1枚のみで本人確認ができます。

利用代金引き落とし用の本人名義の銀行口座

クレジットカードの利用代金を引き落とす本人名義の銀行口座も必要となります。

クレジットカードの種類によって、カード会社が指定した銀行口座が必要な場合と、特に指定がない場合がありますが、どちらも共通して申込者本人名義の口座が必要です。

✔ お得なカード利用代金の支払い方法

楽天カードは楽天銀行、三井住友カードは三井住友銀行など、同じグループの銀行口座をクレジットカード利用代金の支払い口座に設定することで、ポイントが貯まりやすくなるなどのメリットがあります。

お得にクレジットカードを利用したい場合は、クレジットカードに合わせて同じグループの銀行口座も開設するのがおすすめです。

電話番号

クレジットカードの審査では、本人確認や申込内容の確認のために、カード会社から電話がかかってくることがあります。

また、発行後にもキャンペーン情報の案内やクレジットカードが不正利用の疑いがあるなどで、カード会社から電話がかかってくるケースがあります。

そのため、クレジットカードを作成するには、連絡のつく電話番号が必要です。

固定電話と携帯電話、どちらでも問題ありませんが、できるだけ日中に連絡がつく電話番号で申し込むようにしましょう。

住所

クレジットカードの審査に通るとカード会社からクレジットカードが送られてくるため、カードが受け取り可能な住所も必要です。

ここで注意が必要なのが、申込時に記入する住所は「本人確認書類に記載の住所と同じ住所」でなければいけません。

本人確認書類に記載の住所と申込時に記入された住所が異なる場合、基本的には審査に落ちてしまいます。

ただし、公共料金や税金の領収書などの補助書類を提出することで、本人確認書類に記載の住所とは異なる場所に住んでいる場合でも、申し込みができるケースもあります。

事情があって本人確認書類の住所とは異なる住所で申し込みする際には、その旨をカード会社に伝えてください。

権者の同意(未成年の場合)

クレジットカードは、高校生を除く18歳以上であれば作ることができるため、未成年でも審査に通ればクレジットカードを保有することが可能です。

ただし、未成年者がクレジットカードに申し込む場合、親権者の同意が必要となります。

親権者の同意は、親権者本人が同意書にサインと捺印をしてカード会社に送るか、カード会社が電話で親権者本人に確認をします。

どのカード会社、クレジットカードでも未成年者が申し込んだ場合は親権者の同意が必要となるため、未成年者が親権者にバレないようにクレジットカードを作ることはできません

基本的なクレジットカードの作り方の流れ

基本的なクレジットカードの作り方の流れとしては、以下のように進んでいきます。

  1. クレジットカードを選ぶ
  2. 申し込み
  3. 審査
  4. カードの受け取り

STEP 1.クレジットカードを選ぶ

まずは、申し込むクレジットカードを選びましょう。

冒頭でもご紹介したように、現在クレジットカードの種類は無数にあり、すべてのカードを比較して1枚を選ぶのは現実的ではありません。

そのため、1枚目のクレジットカードは各カード会社が「初めてのクレジットカードはこれ!」と紹介しているクレジットカードの中から選ぶのがおすすめです。

詳しいクレジットカードを選ぶ際のポイントについては、この記事後半の「初めてのクレジットカードの選び方のポイント・コツ」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

STEP 2.申し込み

クレジットカードが決まったら申し込みを進めていきましょう。

申し込みの際には、以下のような情報を入力(記入)して提出します。

  • 基本情報:名前/生年月日/住所/電話番号
  • 個人情報:職業/勤務先/年収/他社からの借入情報
  • 希望サービス内容:カードの利用限度額/キャッシングの利用/リボ払いの利用

これらの入力内容に誤りがあると「申込内容の不備」や「虚偽申請」として審査に落ちてしまうため、しっかりと内容を確認してから申し込みを完了するようにしましょう。

クレジットカードに申し込むには、大きく以下の3つの方法があります。

  • インターネットで申し込む
  • 店頭で申し込む
  • 郵送で申し込む

それぞれの申込方法によって、申し込みからカードの受け取りまでの流れに若干差があり、実際にクレジットカードが発行されるまでの期間も異なります。

最近は、インターネットでおすすめのクレジットカードを比較し、そのままインターネットから申し込みする方法が主流です。

3つの申込方法の流れについても、この後の「クレジットカードの3つの作り方」で解説しています。

STEP 3.審査

クレジットカードに申し込みをすると、カード会社によって所定の審査が行われます。

クレジットカードの審査では、個人信用情報機関で他社から借入状況や支払い実績などを確認したうえで、カード会社独自の基準でカードを発行するかどうかを判断します。

詳しい審査内容は、この後の「クレジットカードを作る際の審査では何がみられる?」をお読みください。

審査に落ちてしまうと、メールや書面で「ご期待内容に添えない結果となりました」といった内容が送られてきます。

STEP 4.カードの受け取り

審査に無事通ると、カード会社からクレジットカードが送られてきます。

申し込みからクレジットカードの受け取りまで、1〜2週間程度かかるのが一般的で、簡易書留や本人限定郵便でカード会社から申し込みの住所に送られてきます。

エポスカードやセゾンカードなどのクレジットカードを店頭受取で申し込みした場合は、審査に通った当日に店頭で受け取れるケースもあります。

すぐにクレジットカードが必要な場合は、「即日発行」に対応したクレジットカードに申し込むようにしましょう。

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クレジットカードの3つの作り方

先程もご紹介したように、クレジットカードには大きく3つの作り方があります。

  • オンラインで申し込む
  • 店頭で申し込む
  • 郵送で申し込む

オンライン申し込みは複数のカードの比較がしやすい、店頭申込は発行のスピードが速い、郵送での申し込みはインターネットに不慣れでも申し込めるなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。

ここでは、クレジットカードの申し込み方法ごとのメリットやデメリット、申し込みの流れを解説します。

【クレジットカードの申し込み方法ごとのメリット・デメリット】

申込方法
メリット
デメリット
オンライン

・カードの比較がしやすい

・申し込みがウェブから簡単にできる

・ネット限定のキャンペーンがあることも

・直接質問をすることが難しい

・スマホやPCの操作に慣れていないと申し込みが難しい

店頭

・その場でカードを受け取れることがある

・審査の結果が出るまでが早い

・その場でカードの比較・検討ができない

・発行できるカードの選択肢が少ない

郵送

・スマホやPCの操作に慣れていなくても申し込みできる

・申し込みから受け取りまで時間がかかる

・用紙に記入する手間がかかる

・誤記入による審査落ちの可能性がある

オンラインで申し込む

オンラインで申し込むメリットとしては、複数のクレジットカードを比較しやすい点や、オンライン申し込み限定でキャンペーンを行っている点などが挙げられます。

特に、複数のカードの比較が簡単にできるのは大きなメリットで、自分にぴったりなクレジットカードを選べると、獲得ポイントや利用可能なサービスに大きな差が出てきます。

オンライン申し込みのデメリットとしては、申込時の疑問を直接質問することが難しいことや、スマートフォンやパソコンの操作に慣れていない人は申し込みが難しいことなどが挙げられます。

ただし、特に目立つ大きなデメリットはないといっていいでしょう。

【オンラインでクレジットカードを申し込む流れ】

  1. クレジットカードを比較し、申し込むカードを1枚選ぶ
  2. 公式のウェブサイトから申し込みをする
  3. フォームに個人情報や申込内容を入力する
  4. 審査の完了を待つ
  5. カードを受け取る

オンラインで申し込む場合、以下のような方法で本人確認を行います。

  • 申込時に本人確認書類をスマートフォンなどで直接撮影し、その画像データを提出する
  • 本人限定受取郵便(特定事項伝達型)でカードが送付され、受け取り時に本人確認を行う

運転免許証などカード状の本人確認書類を撮影して提出する場合、カードの端が見切れたり、光の反射などで視認できない箇所ができたりしないように注意して撮影してください。

店頭で申し込む

クレジットカードを店頭で申し込むメリットとしては、その場でクレジットカード(仮カード)を受け取れる場合があることや、審査結果が出るまでが非常に早いことなどが挙げられます。

カードによっては、その場では正規のクレジットカードが発行されず、正規のカードが届くまで発行元の店舗や施設内でのみ正規のカードと同様に使うことができる「仮カード」というカードが発行されます。

仮カードで発行された場合、本カードは自宅(申し込みの住所)に1〜3週間ほどで郵送され、本カード受け取り後は仮カードの制限なく利用することが可能です。

店頭での申し込みのデメリットとしては、複数のカードを取り扱っていないため比較・検討することができないこと、選択肢が少ないことでしょう。

そのため、店頭でクレジットカードを申し込む場合は、事前にクレジットカードを比較しておき、その店頭で申し込みをするカードを作ると決めておくことをおすすめします。

【店頭でクレジットカードを申し込む流れ】

  1. 店頭のカードセンターやブースでカードの説明を受ける
  2. その場で申し込みをする
  3. 書類やタブレットなどで個人情報や申込内容を記入・入力する
  4. 審査の完了を待つ
  5. カードを受け取る

店頭で申し込みをする場合、本人確認書類やキャッシュカードなどが必要となる場合がありますので、忘れないように持参しましょう。

<店頭で申し込み可能なクレジットカードの例>

  • セゾンカード
  • エポスカード
  • ACマスターカード
  • エムアイカード
  • イオンカード など

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郵送で申し込む

郵送で申し込みメリットとしては、スマホやパソコンなどの操作に慣れていない人でも申し込みができることです。

デメリットとしては、書類の取り寄せや郵送で手間と時間がかかってしまう点、手書きのため誤記入や不備が生まれやすくい点などが挙げられます。

このように郵送での申し込みは大きなメリットが特になく、反対にデメリットは複数あるため、最近はあまり利用されることのない申込方法です。

郵送でクレジットカードを申し込む流れ】

  1. 申込用紙を取り寄せる
  2. 必要事項を申込用紙に記入する
  3. カード会社に郵送する
  4. 審査完了を待つ
  5. カードを受け取る

申込用紙に必要事項を記入する際は、誤字脱字や記入箇所を間違えないようにご注意ください。

郵送用の申込用紙を取り寄せるには、以下のような方法があります。

  • ウェブサイトから申込用紙の郵送を依頼する
  • ウェブサイトから申込用紙をダウンロードする
  • カード会社に電話して申込用紙の郵送を依頼する
  • 店頭で申込用紙をもらう

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クレジットカードを作る際の審査では何がみられる?

ここまでにも触れてきたように、クレジットカードを作る際にはカード会社によって審査が行われます。

カード会社やクレジットカードの種類によって、細かい審査の内容や発行基準は異なりますが、どこのカード会社・クレジットカードでも「個人信用情報」と「本人の属性情報」の2つをもとに審査を行なっています。

ここでは、個人信用情報と本人の属性情報について詳しく解説します。

個人信用情報

個人信用情報とは、過去のクレジットカードやローンの利用状況や支払い履歴、遅延履歴などが記録された個人情報のことです。

クレジットカードの支払いや借金の返済が遅れると、「ブラックリストに入る」といわれることがありますが、ブラックリストとは個人信用情報のことを指します。

個人信用情報は、「信用情報機関」と呼ばれる以下の3つの会社が情報を管理しています。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(JBA)

これらの信用情報機関には、カード会社や銀行などの金融機関が加盟しており、審査時に個人信用情報をチェックすることで「申込者は信用できるのか」を客観的なデータで判断することが可能です。

なお、3つある信用情報機関のうち、カード会社は主にCICに加盟していることが多いといわれています。

信用情報機関には、以下のような情報が管理されています。

契約した会社名/氏名/生年月日/電話番号/契約の内容/契約年月日/契約額/請求された額/入金した額/残高/返済の状況/入金の状況など

引用:株式会社シー・アイ・シー「情報開示とは」

このほかにも、金融機関や本人が個人信用情報を閲覧したことも、記録が残ります。

信用情報機関に登録されている支払いや返済の遅れのことを「事故情報と言い、審査の際に事故情報が登録されていると、審査落ちの可能性が高くなります。

ただし、信用情報機関には掲載期間が決まっており、5〜10年が経過すれば事故情報は削除されるため、ずっと事故情報が残り続けるわけではありません。

逆にいうと、事故情報が一度掲載されてしまうと、5〜10年間はクレジットカードやローンの審査が非常に通りづらくなるということです。

クレジットカードの支払いやローンの返済などは絶対に遅れないように、そして支払いできる範囲で利用しましょう。

個人信用情報は開示請求が可能】

この個人信用情報は申し込みすることで、自分自身の情報に限って確認することができます。

「過去に返済が遅れた記憶がある……」「一度クレジットカードの支払いが遅れてしまった……」という人は、情報開示の申し込みをしてみてもいいかもしれません。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

日本信用情報機構(JICC)

全国銀行個人信用情報センター(JBA)

本人の属性情報

本人の属性情報とは、申込者本人の性質や特徴のことで、クレジットカードの利用料金を支払う能力があるのかをカード会社が判断するために必要な情報です。

具体的には以下のようなものが本人の属性情報として挙げられます。

  • 年齢
  • 性別
  • 勤務先
  • 収入
  • 役職
  • 勤続年数
  • 家族構成
  • 自宅の情報
  • 家賃や住宅ローンの支払いの有無

これらの本人の属性情報は、カード会社独自の基準によってスコアリングされ、「クレジットカードを発行するのか、しないのか、利用限度額はいくらなのか」といった最終的な審査結果が決定します。

このように、クレジットカードの審査では個人信用情報と本人の属性情報が確認され、クレジットカードやカード会社ごとに設けられた審査基準に合格するとクレジットカードが発行されます。

高校生や未成年、無職、専業主婦(夫)でもクレジットカードは作れる?

クレジットカードを使っているのは、大人や会社員のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

審査にさえ通れば、学生や無職、専業主婦(夫)でもクレジットカードを持つことは可能です。

ここでは、「高校生」「大学生・未成年」「無職」「専業主婦(夫)」の4つに分けて、クレジットカードを作ることはできるのかを解説します。

高校生の場合

まず高校生の場合、残念ながらクレジットカードを作ることはできません。

カード会社の規約で発行可能年齢について「満18歳以上(高校生は不可)」とされているのが一般的です。

高校生がクレジットカードと同じ、もしくはクレジットカードに近い決済をするには、一部クレジットカードの家族カードやプリペイドカード、デビットカードなどを利用する方法があります。

決済方法
利用条件・利用方法
家族カード
セゾンカードなど、一部のクレジットカードでは家族カードを高校生でも条件付きで利用できるとしており、家族カードはクレジットカードと同様に使うことができる。
プリペイドカード
カードに事前に入金(チャージ)しておき、入金した残高内であればクレジットカードと同じようにカードで支払いができる。高校生の年齢であればほとんどのプリペイドカードの発行が可能。
デビットカード
利用代金がそのまま銀行口座から引き落としされるカード。多くのデビットカードが高校生でも発行が可能。

大学生・未成年の場合

次に大学生や未成年(18歳以上)の場合、審査に通りさえすればクレジットカードを持つことができます

高校生の場合、誕生日を迎えて18歳になっても高校在学中はクレジットカードの申し込みができませんが、高校に通っていなかったり高校卒業後であれば18歳でも申し込みが可能です。

また、大学生であれば、「満18歳以上(高校生は不可)」の条件をクリアしているので、申し込みに何の問題もありません。

ただし、申込条件に「満20歳以上」や「学生不可」と定めているクレジットカードもあります。

申込時には発行条件をよく確認し、各カード会社が「1枚目におすすめ」や「学生におすすめ」と紹介しているクレジットカードに申し込むようにしましょう。

無職の場合

続いて、現在仕事をしていない無職の人の場合、申し込み自体は可能ですが、実際に審査に通りクレジットカードが発行されるケースはあまり多くありません。

先程の解説の通り、勤務先や収入、勤続年数なども審査項目に含まれており、無職の場合は審査に落ちてしまうのが一般的です。

「無職でも資産や貯金があればいいのでは?」と思うかもしれませんが、そもそもカード会社が口座残高を確認できないため、クレジットカードの審査項目には含まれていません。

一般的にクレジットカードの審査では、「会社に勤めている(正社員)=信用がある」という判断がされるため、無職の人の場合クレジットカードは作れないと考えていいでしょう。

ただし、ライフカードデポジットのように、保証金(デポジット)を入金することによって、審査がほとんどないクレジットカードもあります。

「貯金はあるけど無職」という人の場合は、審査のないデポジット型のクレジットカードやデビットカードなどの利用を検討してみてください。

専業主婦(夫)の場合

専業主婦(夫)の場合、申込条件を満たしていればクレジットカードを作ることが可能です。

クレジットカードの審査では「本人に支払い能力があるか」をチェックされますが、専業主婦(夫)の場合は配偶者の収入も含めた支払い能力で審査が行われます。

そのため、配偶者に一定以上の収入があり、審査に通れば、専業主婦(夫)本人名義でもクレジットカードを持つことができます。

ただし、収入を得ている本人とその配偶者(専業主婦・専業主夫)とでは審査内容に差があるため、世帯収入額は同じでも配偶者本人は審査に通り、配偶者は審査に通らないというケースもあります。

そうした場合には、配偶者がクレジットカードを保有しているのであれば家族カードを発行、保有していないのであれば配偶者名義で申し込みをして、家族カードを発行することをおすすめします。

審査の甘いクレジットカードやカード会社はある?

収入が少ない人や過去にクレジットカードや借金の支払いが遅れてしまった人など、クレジットカードの審査に通るか不安という人で、「審査の甘いクレジットカードやカード会社はある?」と考えている人は少なくないはずです。

しかし、基本的には「このクレジットカード・カード会社は審査が甘い」ということはありません

どのクレジットカード・カード会社も、申し込みがあった際には所定の審査を行っており、信用情報と属性情報の確認を必ず行っています

ただし、クレジットカードの種類やカード会社によって、ターゲットとしているユーザー層があるため、「審査に通す、通さない」の基準は異なります。

ランクの高いハイクラスのクレジットカードは、そのステータスを守るために審査の基準は厳しくなっています。

そういったクレジットカードと比較すると、初めての人向けのクレジットカードなどは審査が甘いクレジットカードと言うこともできるでしょう。

また、ACマスターカードやアメックスグリーンカードなどは、審査で利用している信用情報機関が一般的なカード会社と異なるため、審査基準が異なります。

審査が甘いというわけではありませんが、他のクレジットカードの審査で落ちてしまった場合は、こういった審査基準が異なるクレジットカードに申し込むのもひとつの手段です。

最低限の審査はどこのカード会社も行っており、「このカード会社は審査がすごく甘い」ということがありませんので、惑わされないようにしましょう。

関連記事:クレジットカードの審査落ちの理由は?審査が甘いカードはある?

即日発行するためのクレジットカードの作り方

クレジットカードの申し込みから発行までには2週間ほどかかるのが一般的ですが、最短で当日中にクレジットカードを作る以下のような方法もあります。

  • 店頭でクレジットカードを発行する
  • 即日発行に対応したクレジットカードに申し込む

「クレジットカードの3つの作り方/店頭で申し込む」でも解説したように、店頭での申し込みであれば審査完了までの時間が非常に短く、その場でクレジットカードを受け取ることも可能です。

また、一部のカードでは、インターネットから申し込んで店舗でカードを受け取るという仕組みで、即日発行に対応している場合もあります。

他には、オンラインショッピングやスマホ決済などを利用予定で、すぐに物理カードが必要でない場合には、カード番号が即時発行され、すぐに利用開始できるカードもあります。

すぐにクレジットカードが必要な場合には、これらの方法で申し込みをしましょう。

即日発行に対応したおすすめのクレジットカード

カードの種類
エポスカード
セゾンカードインターナショナル
ACマスターカード
三井住友カード(NL)
発行スピード
最短即日
最短即日
最短即日
最短10秒発行(※)
物理カード受取
店頭で即日
店頭で即日
店頭で即日
1週間程度
年会費
永年無料
永年無料
永年無料
永年無料
国際ブランド
Visa
Visa / JCB / Mastercard
Mastercard
Visa / Mastercard
ポイント還元率
0.5%~10%
0.5%~1%
-
0.5%~7%(※)
申し込み対象
18歳以上
(高校生不可)
満18歳以上
(高校生不可)

安定した収入と返済能力を有する方で、アコム社の基準を満たす方

満18歳以上
(高校生不可)
追加カード
ETCカード
ETCカード/家族カード
なし
ETCカード/家族カード
申し込み

1. エポスカード

公式サイトを見る

<エポスカードの特徴・ポイント>

  • ネット申し込み、マルイ店頭受け取りで最短即日発行!
  • 入会費・年会費が永年無料!
  • 年4回あるマルイの優待期間に、買い物が何度でも10%!
  • カードのリニューアルで、老若男女だれでも持ちやすいデザインに!
  • 一般カードだとマルイ以外ではポイントが貯まりにくい

エポスカードは、百貨店のマルイを運営するグループ会社のクレジットカードで、マルイはもちろんのこと、そのほか全国約1万店舗で割り引きなどの優待サービスを受けられるのが特徴です。

エポスカードといえば、赤色のカードが特徴的でしたが、2021年4月にカードのデザインが大幅にリニューアルされ、スタイリッシュでオシャレなデザインに変更されたこともあり、老若男女からの人気が高まっています。タッチ決済機能付きで年会費無料のカードです。

ただし、一般カードのポイント還元率は0.5%でポイントが貯まりづらいため、ポイント還元率を重視したい人は注意が必要です。マルイでの利用の場合は、ポイント還元率1%で200円につき2ポイントが付与されます。

【エポスカードを即日発行する流れ】

  1. ウェブサイト からエポスカードの申し込み
  2. 早ければ数分程度で審査結果がメールで届く
  3. マルイ店頭でクレジットカードを受け取り
  4. 利用可能
年会費
永年無料
国際ブランド
Visa
ポイント還元率
0.5%~10.0%
申し込み対象
18歳以上(高校生不可)
追加カード
・ETCカード(発行手数料無料・年会費無料)
・QUICPay(無料)

公式サイトはこちら

2. セゾンカードインターナショナル

SAISONインターナショナルカード

公式サイトを見る

<セゾンカードインターナショナルの特徴・ポイント>

  • ネット申し込み、セゾンカウンター受け取りで最短即日発行!
  • 入会費・年会費が永年無料!
  • 日本初のナンバーレス対応のカードで、不正利用の心配を軽減!
  • ポイントの有効期限なし!
  • ポイントが1,000ごとに付与されるのでポイントが貯まりづらい

セゾンカードインターナショナルは、クレディセゾンが発行している日本で初めてナンバーレス(カードに番号の記載がない)に対応したクレジットカードです。

クレジットカードに番号の記載がないことにより、紛失時などにカードの不正利用やスキミング(複製)をされるリスクが低いため、セキュリティを特に気にしたい人におすすめです。

また、即日発行に対応していながら、ETCカードや家族カードにも対応しているため、初めてのクレジットカードとしてもおすすめできます。

セゾンカードインターナショナルで貯まるポイントは、「永久不滅ポイント」のため失効期限を気にする必要がなく、セゾンポイントモールを利用すると最大30倍のポイントが貯まるため、ポイ活との相性もいいです。

ただし、買い物で付与されるため通常ポイントは1,000円ごとに設定されているためポイントが貯まりづらく、優待店もあまり多くはありません。

セゾンカードインターナショナルを即日発行する流れ】

  1. ウェブサイト からセゾンカードインターナショナルの申し込み
  2. クレディセゾンからの申し込み確認の電話に出る
  3. メールで審査結果を待つ
  4. 指定のセゾンカウンターでクレジットカードを受け取り
  5. 利用可能
年会費
永年無料
国際ブランド
Visa/JCB/Mastercard
ポイント還元率
0.5%~1.0%
申し込み対象
18歳以上(高校生不可)
追加カード
・ETCカード(発行手数料無料・年会費無料)
・家族カード(年会費無料)
・QUICPay(無料)

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3. ACマスターカード

ACマスター

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<ACマスターカードの特徴・ポイント>

  • ネット申し込み後、自動契約機(むじんくん)受け取りで最短即日発行!
  • 入会費・年会費が永年無料!
  • 信用情報機関が他のカード会社と違うため、仕事をしていればアルバイトでも通りやすい!
  • 利用代金の0.25%がキャッシュバック!
  • リボ払い専用のクレジットカードのため注意

ACマスターカードは、消費者金融大手のアコムが発行するクレジットカードで、インターネットからの申込後、全国にある自動契約機(むじんくん)で発行することができます。

大きな特徴は、他のカード会社とは異なり独自の審査基準があるため、他のクレジットカードの審査に通らなかった人でも通る可能性がある点です。

また、ポイントでの還元になるのが一般的なクレジットカードですが、ACマスターカードは利用金額の0.25%が現金でキャッシュバックされるため、ポイントを使用しなくてもお得にカードを利用できます。

一般的なクレジットカードの場合、現金を引き出すキャッシング枠を設定すると審査が通りづらくなりますが、ACマスターカードの場合はカードローンが自動でついているため、現金が足りない時にも安心です。

ただし、ACマスターカードの利用金額の返済方法は定率リボルビング方式となっており、リボ払い専用のクレジットカードのため、利用の際にはご注意ください。

毎月の返済額をカードの利用限度額にしておくと、リボ払いの残高が溜まっていくことなく支払いができます。

【ACマスターカードを即日発行する流れ】

  1. ウェブサイト からACマスターカードの申し込み
  2. 本人確認書類のアップロード
  3. メールで審査を待つ
  4. 自動契約機(むじんくん)でクレジットカードを受け取り
  5. 利用可能

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます

年会費
永年無料
国際ブランド
Mastercard
ポイント還元率
0.25%(利用で自動的に利用金額の0.25%がキャッシュバック)
申し込み対象
安定した収入と返済能力を有するアコム社基準を満たす方・10代の申込不可
追加カード
なし

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※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用し、アコム社から委託を受け広告収益を得て運営しております

4. 三井住友カード(NL)

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三井住友カード(NL)の特徴・ポイント>

  • ネット申し込み、最短10秒でカード番号発行!※即時発行ができない場合があります
  • 入会費・年会費が永年無料!
  • ナンバーレスで紛失時などにも安心安全、見た目もスタイリッシュ!
  • 対象のコンビニ、飲食店でスマホのタッチ決済支払いで最大7%のポイント還元!
  • 専用アプリの利用が必須

    三井住友カード(NL)は、券面にカード番号が印字されていないナンバーレスタイプのクレジットカードです。

    対象のコンビニ、飲食店でスマホのタッチ決済を利用りた支払いで最大7%ポイントが還元されます。

    通常のポイント還元率が0.5%のため、三井住友カード(NL)で対象のコンビニやマクドナルドなどの飲食店での支払い、楽天の関連サービスの支払いは楽天カードと使い分けるのがおすすめです。

    ナンバーレスカードのため専用アプリの利用が必須となっており、慣れるまでは不便に感じることもあるかもしれませんが、使いこなせるようになると便利なクレジットカードです。

    【三井住友カード(NL)を即時発行する流れ】

    1. インターネットで必要事項を入力して申込み
    2. 入会審査(最短10秒)※受付時間24時間・即時発行ができない場合があります
    3. 電話による本人確認
    4. 会員向けサイトのVpassへのアカウント登録
    5. Vpassでカード番号を表示
    6. スマートフォンに決済手段として登録
    7. 利用可能
    年会費
    永年無料
    国際ブランド
    Visa / Mastercard
    ポイント還元率
    0.5%~7%
    申し込み対象
    18歳以上(高校生不可)
    追加カード
    ・ETCカード(発行手数料無料・年会費550円(税込)※年1回以上利用で翌年度無料)
    ・家族カード(年会費永年無料)

    ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
    ※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
    ※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
    ※通常のポイントを含みます。
    ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
    ※Google Payで、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

    初めてのクレジットカードの選び方のポイント・コツ

    クレジットカードを選ぶ際、1枚目のカードと2枚目以降では選び方が変わってきます。

    初めて持つクレジットカードを選ぶ際には、以下のようなポイントに注目しましょう。

    • 国際ブランドは「Visa」がおすすめ
    • 初めてのカードは「年会費無料」がおすすめ
    • 車を運転する人は「ETCカード」を発行しよう
    • よく使うお店でのポイント還元率をチェック
    • 付帯サービスや機能もチェック

    ここでは、初めて持つクレジットカードの選び方のポイントやコツについて解説します。

    国際ブランドは「Visa」がおすすめ

    VisaやJCB、Mastercardなどの種類がある国際ブランドですが、1枚目のクレジットカードはVisaを選ぶのがおすすめです。

    Visaは会員数・加盟店数ともに世界トップで、日本国内でもクレジットカードを利用できるお店であればほとんど利用できるため、迷ったらVisaを選んでおけば失敗することはないはずです。

    Visa自体はクレジットカードを発行しているわけではなく、ライセンスを提供しており、Visaのカードを発行する際には、各社カード会社から発行されているクレジットカードに申し込みます。

    ただし、日本国内であればJCBがもっとも加盟店が多いため、海外旅行や海外のサービスの利用予定がない人はJCBでも問題ないでしょう。

    初めてのカードは「年会費永年無料」がおすすめ

    初めてのクレジットカードは、利用しなくても年会費や手数料の発生しない「年会費永年無料」のカードを選びましょう

    1枚目のクレジットカードの場合、実際にどれだけの頻度・金額を利用するのかわかりません。

    利用しないクレジットカードは解約するのがおすすめですが、1枚も持っていない状況となると不便になるシチュエーションも出てきます。

    そのため、1枚目は利用しなくても年会費や手数料のかからないクレジットカードを選んでおくことで、「利用しなくてもとりあえず1枚持っておく」という保有方法を選ぶことが可能になります。

    車を運転する人は「ETCカード」を発行しよう

    車を持っている、これから購入する予定がある、レンタカーをよく利用するという人は、ETCカードを発行できるクレジットカードを選びましょう

    ETCカードを車に挿入していれば、高速道路で現金を支払わなくてもスムーズに料金所を通過することができます。

    多くのクレジットカードではETCカードも無料で発行できますが、一部のカードではETCカードの発行ができないこともありますので、申し込みの際には要確認です。

    よく使うお店・サービスでのポイント還元率をチェック

    多くのクレジットカードは利用するたびに、所定の割合がポイント(一部でキャッシュバック)で還元されます。

    ポイント還元率は0.5%ほどのカードもあれば、5%や10%というカードもありますが、すべての決済時に5〜10%のポイントが還元されるクレジットカードはありません。

    そこでポイントとなるのがよく使うお店でのポイント還元率です。

    例えば、楽天カードは楽天市場や関連サービスの利用時、エポスカードはマルイでの利用時に還元率が高いなど、利用店舗やサービスによって還元率が変わってきます。

    そのため、どんなお店やサービスでクレジットカードを利用する予定なのかを整理し、単純にポイント還元率の高いカードよりも、自分の利用シーンでポイント還元率の高いカードを選びましょう。

    付帯サービスや機能もチェック

    クレジットカードは決済機能のほかにも、保険や空港ラウンジの利用、ロードサービスなどの付帯サービスが利用できる場合があります。

    また、ナンバーレスでタッチ決済に対応しているカードや電子マネーの利用ができるなど、機能性の高いカードも最近は増えてきています。

    お得に、そして便利にクレジットカードを利用するためには、よく使うお店やサービスのほかにもあるとうれしい機能についても考えておくと、ぴったりの1枚を見つけることができます。

    初めてのクレジットカードのおすすめ5選

    カードの種類
    JCB カード W
    楽天カード
    エポスカード
    セゾンカードインターナショナル
    三井住友カード(NL)
    年会費
    永年無料
    永年無料
    永年無料
    永年無料
    永年無料
    国際ブランド
    JCB
    Visa/JCB/Mastercard/AMEX
    Visa
    Visa/JCB/Mastercard
    Visa/Mastercard
    ポイント還元率
    1.0%〜10.5%(※)
    1.0%~3%
    0.5%~10%
    0.5%~1%
    0.5%~7%(※)
    申込対象
    18歳〜39歳(高校生不可)
    18歳以上(高校生不可)
    18歳以上(高校生不可)
    満18歳以上(高校生不可)
    満18歳以上(高校生不可)
    追加カード
    ETCカード/家族カード
    ETCカード/家族カード
    ETCカード
    ETCカード/家族カード
    ETCカード/家族カード
    申込

    1. JCB カード W

    JCBカードW

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    <JCB カード Wの特徴・ポイント>

    • 入会費・年会費が永年無料!
    • いつでもポイント2倍の1%還元で貯まりやすいうえに、ポイントの使用先が豊富!
    • スターバックスやAmazon、Uber Eatsなど、有名サービスでの利用がお得!
    • Oki Doki ランド(JCBのポイント優待サイト)の利用でポイント最大20倍!
    • 39歳までしか作成できないので注意

    JCB カード Wは、18歳から39歳までが発行できる若者向けのクレジットカードです。

    ポイントも貯まりやすく使用先も豊富、そして入会費や年会費は永年無料と、初めてのカードとして非常におすすめの1枚です。

    ポイント還元率が高くなる優待サービスは日常でよく使うお店やサービスが多く含まれており、スターバックスであれば還元率5.5%、Amazonやセブンイレブンであれば2.0%と、非常にお得にお買い物ができます。

    Oki Doki ランドというJCBのポイント優待サイトで、JCB カード W(JCBカードであればOK)を使って支払うと、ポイント還元率は最大で20倍まで貯まります。

    なお、女性の場合は「JCB カード W Plus L」を選ぶことで、女性ならではの悩みを解決する保険やサービスに申し込むこともできます。

    基本的なサービス内容はJCB カード Wとまったく変わりませんので、女性はぜひJCB カード W Plus Lへの申し込みをおすすめします。

    ただし、申込条件が18〜39歳となっているため、40歳以上の人は申し込みができない点には注意です。

    年会費
    永年無料
    国際ブランド
    JCB
    ポイント還元率
    1.0%~10.5% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
    申し込み対象
    18~39歳(高校生不可)
    追加カード
    ・ETCカード(発行手数料無料・年会費無料)
    ・家族カード(年会費無料)
    ・QUICPay(無料)

    2. 楽天カード

    楽天カード

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    <楽天カード Wの特徴・ポイント>

    • 入会費・年会費が永年無料!
    • 豊富な楽天サービスでポイントが貯まりやすい!
    • 溜まった楽天ポイントの使い先がすごく多い!
    • 基本還元率が1%~とどこで利用しても高い
    • 楽天のサービスを利用しない場合は大きなメリットなし

    楽天カードマンのCMでもお馴染みの楽天カードは、楽天のサービスを多く利用する人にはぴったりのクレジットカードです。

    ショッピングサイトの楽天市場はもちろんのこと、スマートフォン回線の楽天モバイル、光回線の楽天ひかり、旅行予約サイトの楽天トラベルなど、お得になるサービスの多さと連携力が楽天カードの大きな特徴です。

    溜まった楽天ポイントは、楽天関連サービスでの利用はもちろんのこと、マクドナルドやファミリーマート、複数のガソリンスタンドなどで利用ができます。

    楽天のサービスは、多く利用すればするほどお得になっていく仕組みのため、楽天のサービスをよく利用する人はぜひ楽天カードを持っておきましょう。

    反対に、楽天のサービスをほとんど利用しないという人であれば、他のクレジットカードの方がお得なことが多いため、他のカードを検討してみてもいいでしょう。

    年会費
    永年無料
    国際ブランド
    Visa/JCB/Mastercard/ American Express
    ポイント還元率
    1.0%~3.0%
    申し込み対象
    18歳以上(高校生不可)
    追加カード
    ・ETCカード(発行手数料無料・年会費550円(税込))
    ・家族カード(永年無料)

    3. エポスカード

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    <エポスカードの特徴・ポイント>

    • ネット申し込み、マルイ店頭受け取りで最短即日発行!
    • 入会費・年会費が永年無料!
    • 年4回あるマルイの優待期間に、買い物が何度でも10%!
    • カードのリニューアルで、老若男女だれでも持ちやすいデザインに!
    • 一般カードだとマルイ以外ではポイントが貯まりにくい

    エポスカードは、百貨店のマルイを運営するグループ会社のクレジットカードで、マルイはもちろんのこと、そのほか全国約1万店舗で割り引きなどの優待サービスを受けられるのが特徴です。

    エポスカードといえば、赤色のカードが特徴的でしたが、2021年4月にカードのデザインが大幅にリニューアルされ、スタイリッシュでオシャレなデザインに変更されたこともあり、老若男女からの人気が高まっています。タッチ決済機能付きで年会費無料のカードです。

    ただし、一般カードのポイント還元率は0.5%でポイントが貯まりづらいため、ポイント還元率を重視したい人は注意が必要です。マルイでの利用の場合は、ポイント還元率1%で200円につき2ポイントが付与されます。

    年会費
    永年無料
    国際ブランド
    Visa
    ポイント還元率
    0.5%~10.0%
    申し込み対象
    18歳以上(高校生不可)
    追加カード
    ・ETCカード(発行手数料無料・年会費無料)
    ・QUICPay(無料)

    公式サイトはこちら

    4. セゾンインターナショナル

    セゾンインターナショナルカード

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    <セゾンカードインターナショナルの特徴・ポイント>

    • ネット申し込み、セゾンカウンター受け取りで最短即日発行!
    • 入会費・年会費が永年無料!
    • 日本初のナンバーレス対応のカードで、不正利用の心配を軽減!
    • ポイントの有効期限なし!
    • ポイントが1,000ごとに付与されるのでポイントが貯まりづらい

    セゾンカードインターナショナルは、クレディセゾンが発行している日本で初めてナンバーレス(カードに番号の記載がない)に対応したクレジットカードです。

    クレジットカードに番号の記載がないことにより、紛失時などにカードの不正利用やスキミング(複製)をされるリスクが低いため、セキュリティを特に気にしたい人におすすめです。

    また、即日発行に対応していながら、ETCカードや家族カードにも対応しているため、初めてのクレジットカードとしてもおすすめできます。

    セゾンカードインターナショナルで貯まるポイントは、「永久不滅ポイント」のため失効期限を気にする必要がなく、セゾンポイントモールを利用すると最大30倍のポイントが貯まるため、ポイ活との相性もいいです。

    ただし、買い物で付与されるため通常ポイントは1,000円ごとに設定されているためポイントが貯まりづらく、優待店もあまり多くはありません。

    年会費
    永年無料
    国際ブランド
    Visa/JCB/Mastercard
    ポイント還元率
    0.5%~1.0%
    申し込み対象
    18歳以上(高校生不可)
    追加カード
    ・ETCカード(発行手数料無料・年会費無料)
    ・家族カード(年会費無料)
    ・QUICPay(無料)

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    5. 三井住友カード(NL)

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    三井住友カード(NL)の特徴・ポイント>

    • ネット申し込み、最短10秒でカード番号発行!※即時発行ができない場合があります
    • 入会費・年会費が永年無料!
    • ナンバーレスで紛失時などにも安心安全、見た目もスタイリッシュ!
    • 対象のコンビニ、飲食店でスマホのタッチ決済支払いで最大7%のポイント還元!
    • 専用アプリの利用が必須

      三井住友カード(NL)は、券面にカード番号が印字されていないナンバーレスタイプのクレジットカードです。

      対象のコンビニ、飲食店でスマホのタッチ決済を利用りた支払いで最大7%ポイントが還元されます。

      通常のポイント還元率が0.5%のため、三井住友カード(NL)で対象のコンビニやマクドナルドなどの飲食店での支払い、楽天の関連サービスの支払いは楽天カードと使い分けるのがおすすめです。

      ナンバーレスカードのため専用アプリの利用が必須となっており、慣れるまでは不便に感じることもあるかもしれませんが、使いこなせるようになると便利なクレジットカードです。

      年会費
      永年無料
      国際ブランド
      Visa/Mastercard
      ポイント還元率
      0.5%~7%
      申し込み対象
      満18歳以上(高校生不可)
      追加カード
      ・ETCカード(発行手数料無料・年会費550円(税込)※年1回以上利用で翌年度無料)
      ・家族カード(年会費永年無料)

      ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
      ※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
      ※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
      ※通常のポイントを含みます。
      ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
      ※Google Payで、Mastercardタッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

      クレジットカードの申込時に注意点・確認するべきこと

      クレジットカードを初めて申し込む際、わからないこともあるかと思います。

      ここでは、クレジットカードの申込時に注意すべきこと、確認するべきことについて解説します。

      年収や職業で虚偽の申告は絶対NG

      年収や職業などの属性情報は、クレジットカードの審査において非常に重要なポイントとなっており、年収が高ければ高いほど審査に通りやすくなります。

      しかし、実際の年収よりも高い年収や役職などを記入して申し込んだ場合、「虚偽申告」として詐欺罪に当たります。

      年収などの申告内容は業種や企業規模、勤続年数などからだいたいの年収は予測することが可能で、その予測から大きく外れる場合は注意深く審査が進められます。

      虚偽申告がバレると絶対に審査に通ることはないため、意図的に虚偽の内容での申し込みは絶対に避けてください。

      ただし、年収390万円を400万円と記入するなど計算ミスや、350万円を誤って360万円と打ち間違えてしまったなどの小さなミスは、虚偽申告として扱われることはほとんどありません。

      支払い方法が「リボ払い」になっていないか確認

      近年はさまざまなところで注意喚起がされるようになりましたが、クレジットカードの支払い方法である「リボ払い」の利用には注意してください。

      リボ払いとは、クレジットカードの利用金額にかかわらず毎月の支払い額を一定にして、金利と合わせて返済していく支払い方法です。

      無理のない金額であれば、利用金額の多い月と少ない月があっても支払いを一定の金額にすることができる便利な仕組みです。

      しかし、毎月の支払いが少ないからとついついクレジットカードを使い過ぎてしまうと、自分の支払い能力を大幅に超えてしまういわゆる「リボ払い地獄(リボ地獄)」と呼ばれる状態になってしまう可能性があります。

      大きく人生を狂わせてしまう可能性もあるため、まずはクレジットカードの支払い方法は1回払い(一括)に設定して申し込むことをおすすめします。

      また、リボ払い限定のクレジットカードもありますので、カード申込時には支払い方法をよく確認しておきましょう。

      まずは1枚のみを申し込む

      1枚目に限らず、クレジットカードを申し込む際には複数枚のカードに申し込みをしないように注意しましょう。

      「クレジットカードを作る際の審査では何がみられる?」でも解説したように、信用情報機関には金融機関や本人が個人信用情報にアクセスした情報も残ります。

      そのため、複数のクレジットカードに申し込みをしていると、カード会社にそれが伝わってしまうため、審査に不利になる可能性があります。

      加えて、1枚目のクレジットカードの場合、「クレジットヒストリー(クレヒス)」と呼ばれるカードの支払い実績がまだないため、2枚ともの審査に通るということはほとんどないでしょう。

      そのため、まずは1枚のみのクレジットカードに申し込みをし、審査に落ちてしまったら半年以上の期間を空けてから違うクレジットカードに申し込むようにしましょう。

      クレジットカードが届いたら必ずするべきこと

      クレジットカードに申し込み、無事に審査に通って手元にカードが届いたら必ずするべきことが3つあります。

      トラブルなどを避けるためにも、申込前に知っておきましょう。

      カードの種類や契約内容を確認

      クレジットカードを受け取ったら、すぐに封筒を開封して届いたカードの種類や契約内容を確認しましょう。

      確認事項としては、以下のような点が挙げられます。

      • クレジットカードの種類(カードデザインを含む)
      • クレジットカードに記載の氏名
      • クレジットカードと契約確認書類に記載のカード番号と有効期限
      • 利用限度額とキャッシング枠

      これらに間違いがあった場合は、クレジットカードを使用せずカード会社に連絡してください。

      引き落とし口座が正しく設定されているか確認する

      クレジットカードの種類や契約内容を確認したら、引き落とし口座が正しく設定されているかを確認してください。

      万が一、引き落とし口座が登録されていなかった場合、基本的には引き落とし失敗後にカード会社から連絡が来るため、信用情報機関に事故情報が登録されている可能性があります。

      カード申込時に引き落とし口座を登録した場合は再確認、口座登録をした覚えがない場合はカード発行後にマイページなどから口座登録する必要がありますので、必ず確認するようにしましょう。

      カード裏面に署名する

      クレジットカードの種類や契約内容に間違いがなければ、カードの裏面に署名をします。

      カードに署名がない場合、店舗によってはクレジットカードの利用を断られてしまうことや、不正利用時の補償で不利になる可能性があります。

      署名は、漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット、何でもいいとされていますが、クレジットカードの利用時にサインを求められた場合は、カード裏面に署名したものと同じものを記載します。

      【Q&A】クレジットカードの作り方に関するよくある質問

      最後に、クレジットカードの作り方に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。

      ここまでの解説でわからないことがありましたら、ここでご確認ください。

      Q. 本人確認書類がない場合はどうする?

      顔写真つきの本人確認書類が準備できない場合、顔写真なしの書類を2枚準備することで、申し込みができます。

      「クレジットカードの作成に必要なもの」でも紹介したように、・運転免許証や、パスポートマイナンバーカードなどが申込時の本人確認書類として提出します。

      しかし、上記のような顔写真つきの本人確認書類の準備が難しい場合は、以下のような顔写真のついていない書類を2枚準備して提出しましょう。

      <1枚目>

      • 健康保険証
      • 国民年金手帳
      • 母子健康手帳
      • 印鑑登録証明書

      <2枚目>

      • 戸籍謄本、戸籍抄本
      • 住民票の写し、住民票記載事項証明書
      • 指名、住所、生年月日の記載のある官公庁が発行している書類

      参照:一般社団法人 日本クレジット協会「クレジットカードお申込みの際のご本人確認について」

      Q. クレジットカードの申し込みは何歳からできる?

      クレジットカードの申し込みは、満18歳から可能です。

      ただし、18歳でも高校生の場合は原則不可で、クレジットカードによっては20歳以上などの年齢条件が設けられている場合もあります。

      詳しくは、「高校生や未成年、無職、専業主婦(夫)でもクレジットカードは作れる?」をご覧ください。

      Q. 「Visa」「JCB」「Mastercard」の違いは?

      VisaやJCB、Mastercardなどは「国際ブランド」といわれる、世界的な加盟店を持つネットワークのことを指します。

      すべてのクレジットカードにはカードの発行元(ライセンス元)であるブランドがあり、国際的に利用されているのが、これらの国際ブランドです。

      Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Clubの5つが「5大国際ブランド」と呼ばれていましたが、最近ではそこに中国を中心に利用されている銀聯(ぎんれん)を加えて「6大国際ブランド」と言われることも増えてきました。

      なお、日本国内のみで利用できるMUFGやNICOS、DCなどは「国内ブランド」と呼ばれますが、多くの国内のクレジットカードは、いずれかの国際ブランドと提携して発行しています。

      Q. 審査の時に電話はかかってくる?

      審査の一環で電話がかかってくることもあれば、かかってこないこともあります。

      申込者本人に電話がかかってくるケースとしては、本人確認や申込内容の確認、誤記入が考えられる内容の確認などが主です。

      審査期間中にカード会社から電話がかかっていた場合、その電話にずっと出ないと審査に落ちてしまう可能性が非常に高くなりますので、不在通知などを確認した場合は折り返すようにしましょう。

      Q. 審査で職場や親に電話がかかってくることはある?

      職場には在籍確認、未成年の場合は親権者に同意の確認の電話がかかってくることがあります。

      職場に電話がかかってきた場合、本人に取り次いで電話がつながった時のみ在籍確認を行います。

      不在などで本人に電話がつながらない場合、カード会社から「〇〇さんのクレジットカードの申し込みについての確認」など個人情報に関する内容を話すことはありません。

      不在で本人に電話がつながらなかった場合も、電話を受け取った従業員が「〇〇はただいま外出中です」などと答えていた場合、それで在籍確認が終わるケースもあります。

      未成年の場合、クレジットカードの発行には親の同意が必要なため、基本的には親権者への電話があると考えておきましょう。

      同意書にサインと捺印をして送っている場合も、書類の偽造などを防ぐために電話で同意確認を行うことが多いです。

      Q. 審査完了からクレジットカードが自宅に届くまでの日数は?

      郵送で受け取る場合、審査完了から1〜2週間程度 で届くのが一般的です。

      エポスカードやセゾンカードなど、店頭で受け取りができるクレジットカードの場合は、最短で審査結果が出た当日に受け取ることもできます。

      詳しくは「即日発行するためのクレジットカードの作り方」をご覧ください。

      Q. 一度審査に落ちると他のクレジットカードも発行できない?

      1社のクレジットカードの審査に落ちても他のカード会社であれば審査に通る可能性があります。

      クレジットカードの審査は、一定のラインまでは各社ほとんど同じ項目でチェックを行いますが、カード会社によって「カードを発行する、しない」の基準は異なります。

      そのため、A社のクレジットカードで審査に落ちらからといって、必ずしもB社のクレジットカードの審査にも落ちるとは限りません。

      ただし、連続してさまざまなクレジットカードに申し込んでいると、個人信用情報へ複数の金融機関がアクセスしていることがわかってしまうため、審査においてマイナスの要因になってしまいます。

      そのため、どうしてもすぐにクレジットカードが必要な場合以外は、半年程度は期間を空けてから違うカード会社のカードに申し込むようにしましょう。

      どうしてもすぐにクレジットカードが必要な場合は、一般的なクレジットカードと審査基準が異なるACマスターカード やアメックスグリーンカード などに申し込んでみることをおすすめします。

      Q. クレジットカードの利用代金の支払日は何日?

      クレジットカードやカード会社によって異なります。

      なお、エポスカードなど一部のクレジットカードでは、いくつかの選択肢から締め日と支払日を選ぶことができる場合もあります。

      Q. 年収がどのくらいあれば審査に通る?

      年収は複数ある審査項目のひとつのため、「年収〇〇〇万円以上であれば審査に通る」と明言することはできません。

      年収が審査項目のひとつであることは確かですが、具体的な審査基準は機密情報のため外部に漏れることはなく、各カード会社やクレジットカードによっても異なります。

      一般カードであれば年収200万円、ゴールドカードであれば年収500万円といわれることもありますが、属性情報や個人信用情報によっては年収が少なくても審査に通ることもあれば、年収が多くても審査に落ちてしまうこともあります。

      年収300万円でブラックカードとなるとほぼ確実に審査には通らないものの、審査の結果は申込前に予測することが困難なため、一般カードで希望のカードがある場合はひとまず申し込みしてみることをおすすめします。

      Q. クレジットカードのキャッシング枠は利用設定するべき?

      利用する予定がないのであればキャッシング枠は0円で申し込むことをおすすめします。

      一般的に、キャッシングを希望すると審査が厳しくなるといわれています。

      そのため、まずは初めてのカードで確実に審査に通したい場合、キャッシングの利用予定がないのであればキャッシング枠は0円で申し込み、少しでも審査の難易度を低くしておきましょう。

      【まとめ】クレジットカードの作り方は簡単、まずは気軽に申し込みを!

      現在、多くのクレジットカードはインターネットから申し込みが可能で、審査に通ると自宅に届くため、気軽にカードを作ることが可能です。

      クレジットカードを作る流れは、以下の4ステップで、申し込み自体は早ければ10分程度で完了、審査に通れば1〜2週間でカードが届きます。

      1. クレジットカードを選ぶ
      2. 申し込み
      3. 審査
      4. カードの受け取り

      初めてのクレジットカードを作る際には、この記事で紹介したような以下のカードに申し込むのがおすすめです。

      自分のよく利用するお店やサービスでお得なのはどのクレジットカードなのか、今キャンペーンが行われているのはどのカードなのかなど、よく検討して1枚目のクレジットカードを選んでみてください。

      カードの種類
      JCB カード W
      楽天カード
      エポスカード
      セゾンカードインターナショナル
      三井住友カード(NL)
      年会費
      永年無料
      永年無料
      永年無料
      永年無料
      永年無料
      国際ブランド
      JCB
      Visa/JCB/Mastercard/AMEX
      Visa
      Visa/JCB/Mastercard
      Visa/Mastercard
      ポイント還元率
      1.0%〜10.5%(※)
      1.0%~3%
      0.5%~10%
      0.5%~1%
      0.5%~7%(※)
      申込対象
      18歳〜39歳(高校生不可)
      18歳以上(高校生不可)
      18歳以上(高校生不可)
      満18歳以上(高校生不可)
      満18歳以上(高校生不可)
      追加カード
      ETCカード/家族カード
      ETCカード/家族カード
      ETCカード
      ETCカード/家族カード
      ETCカード/家族カード
      申込

      クレジットカード比較ナビ編集者
      クレジットカード比較ナビ編集者
      クレジットカード比較サイトを運用しており、日々どのカードがお得に使用できるかを比べています!読者の方へ有益な情報をお届けできるよう執筆しています!

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