【2024年】おすすめの三菱UFJカード9選│専門家監修
三菱UFJグループのクレジットカードの新ブランドが、三菱UFJカードです。個人向けと法人向けカードの特徴や申込み時のポイントなどを、専門家監修のもと紹介します。
【2024年】おすすめの三菱UFJカード9選│専門家監修
三菱UFJグループが発行するクレジットカードはいろいろとありますが、本記事では、その中でも2021年に新シリーズとして発行された、「三菱UFJカード」ブランドを取り上げます。
クレジットカードの専門家監修のもと、個人向けカードと法人向けカードそれぞれについて、特徴や申込みの際に考慮したい点などについてご紹介します。クレジットカード選びの参考にしてみてください。
目次[非表示]
- 1.【2024年】おすすめの三菱UFJカード9選│専門家監修
- 2.三菱UFJカードとは?
- 3.三菱UFJカードのメリット
- 3.1.4つの国際ブランドから選択が可能
- 3.2.ポイントの交換先が豊富
- 3.3.ボーナスポイントをもらいやすい
- 3.4.専用サイト経由でもボーナスポイントがもらえる
- 3.5.月の利用額に応じてポイントが貯まる
- 3.6.学生でも申込みがしやすい
- 4.三菱UFJカードのデメリット
- 5.三菱UFJカードの選び方
- 6.専門家監修!おすすめの個人向け三菱UFJカード4選
- 6.1.1. 三菱UFJカード
- 6.2.2. 三菱UFJカード VIASOカード
- 6.3.3. 三菱UFJカード ゴールドプレステージ
- 6.4.4. 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- 7.専門家監修!おすすめの中小企業・個人事業主向け三菱UFJカード5選
- 7.1.1. 三菱UFJカード ビジネス
- 7.2.2. 三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネス
- 7.3.3. 三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 7.4.4. 三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 7.5.5. 三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 8.特におすすめはコレ!専門家が選ぶ個人向け三菱UFJカード
- 8.1.三菱UFJカード
- 9.特におすすめはコレ!専門家が選ぶ個人事業主向け三菱UFJカード
- 9.1.三菱UFJカード ビジネス
- 10.特におすすめはコレ!専門家が選ぶ中小企業向け三菱UFJカード
- 11.特におすすめはコレ!専門家が選ぶステータス重視の企業向け三菱UFJカード
- 12.発行条件のハードルが高い、三菱UFJカードのコーポレートカード
- 12.1.1. 三菱UFJカード コーポレート
- 12.2.2. 三菱UFJカード ゴールドプレステージコーポレート
- 12.3.3. 三菱UFJカード パーチェシング
- 12.4.4. MUFGカード エクスプレスコーポレート
- 13.三菱UFJカードのよくある質問
- 13.1.Q. 個人向けの三菱UFJカードで、年会費無料のカードはある?
- 13.2.Q. 三菱UFJカードは学生でも申し込める?
- 13.3.Q. 三菱UFJカードで効率良くポイントを貯めるコツは?
- 13.4.Q. 個人向けの三菱UFJカードならどれがおすすめ?
- 13.5.Q. 付帯サービスが充実している三菱UFJカードは?
- 14.【まとめ】自分に合った三菱UFJカードを見つけよう
三菱UFJカードとは?
2021年に、三菱UFJグループブランドの新シリーズとして発行されたのが、三菱UFJカードです。
「この先、世の中が進化して変わっても、自分のライフステージが変わっても、ずっと変わらずに、安心して普段づかいできるカードが必要だ」という公式ページの一文のとおり、クレジットカードを自分らしく活用したい人におすすめしたい、柔軟性の高さがブランドの特長として挙げられます。
三菱UFJカードのメリット
ブランド全体に共通する、三菱UFJカードのおすすめのポイントをご紹介します。ポイント還元の受けやすさやカードの選択肢など、メリットとして下記の6つが挙げられます。
4つの国際ブランドから選択が可能
三菱UFJカードでは、国際ブランドをVisa、Mastercard、JCB、American Express®の4種類から選択可能です。すでにお持ちのクレジットカードがあればそれ以外のブランドを、また、よく使う店舗で利用しやすいブランドがあれば、そちらのブランドを選択しましょう。ただし、JCBとAmerican Express®はタッチ決済が使えない点には注意が必要です。タッチ決済での利用を検討している人は、VisaかMastercardがおすすめです。
また、三菱UFJカードの中には、国際ブランドが限定されるカードもあります。三菱UFJカード VIASOカードは原則Mastercardのみ(マイメロディや浦和レッズとのコラボカードに限り、Visaで申し込めるものもあります)、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、当然American Express®のみです。法人向けカードに関しては、選べるのはVisaかMastercard®のどちらか、もしくはAmerican Express®のみとなります。
ポイントの交換先が豊富
三菱UFJカードで貯められるポイントは、多くのカードが「グローバルポイント」となります。グローバルポイントは、交換先がバラエティに富んでいて、Pontaポイントや楽天ポイント、Tポイント、nanacoポイント、WAONポイント、dポイント、JALマイルなど、さまざまなポイントやマイルに交換ができます。もし、元々貯めていたポイントがこの中にあれば、そのポイントに交換するなどして、効率良く活用できるようにしましょう。
ボーナスポイントをもらいやすい
グローバルポイントの貯まる三菱UFJカードは、月間のお買い物額が一定を超えるとボーナスポイントがもらえるポイントシステム「グローバルPLUS」を採用しています。
例えば、一般カードでも、月間3万円以上10万円未満を利用した場合、基本ポイントの10%分のポイントが加算されます(2022年4月以降。それまでは、年間利用額に対するボーナスポイントが加算されます)。月3万円であれば、普段の買い物程度でも十分利用可能な金額ですから、メリットを得やすいでしょう。さらに利用額が上がったり、ゴールドやプラチナにランクが上がれば、加算のパーセンテージも上がります。
専用サイト経由でもボーナスポイントがもらえる
三菱UFJカードの会員は、専用サイト「POINT名人.com」経由で買い物をすると、最大25倍のボーナスポイントがもらえます。POINT名人.comには、楽天、ベルメゾン、ビックカメラなど、普段から利用しやすいショップがそろっていますので、積極的に利用しましょう。
なお、POINT名人.comには、対象ショップの経由忘れを防ぐ「POINT名人ナビ」というツールも用意されています。これにより、うっかり経由し忘れてポイントを取り損ねる心配もありません。
月の利用額に応じてポイントが貯まる
グローバルポイントは、月間利用額の合計に対し、1,000円ごとにポイントが加算されます。しかも、一回一回の買い物に対して付与されるわけではなく、月間利用額の合計の端数が1,000円以上になればポイント加算となるので、少額の買い物でも損をしないのはメリットでしょう。ただし、三菱UFJカード VIASOカードは決済ごとのポイント付与です。
学生でも申込みがしやすい
一般カードの「三菱UFJカード」は、学生以外に付く安定収入の条件が関係なく申し込めるので、学生でも作りやすいカードといえるでしょう。ただし、申込みには親権者の同意が必要です。
三菱UFJカードのデメリット
続いては、三菱UFJカードを申し込むにあたって、注意しておきたいポイントをご紹介します。たくさんあるクレジットカードの中から自分に合った一枚を選ぶのなら、プラス面だけでなくマイナス面も踏まえておくことが大切です。
基本のポイント還元率がそれほど高くはない
三菱UFJカードで貯められるグローバルポイントは、1,000円につき1ポイントしか貯まりません。交換先などによっても変わりますが、1ポイントが4~5円相当なので、ポイント還元率は0.4~0.5%となります。
クレジットカードの一般的なポイント還元率は、0.5%といわれていますので、決して高いとはいえないでしょう。また、各種ポイントアッププログラムを活用して獲得ポイントを上げることもできますが、それ自体が面倒だという人には向かないかもしれません。
JCBとアメリカン・エキスプレスはタッチ決済が使えない
クレジットカードでも手渡し不要の非接触で決済ができる、タッチ決済を使いたいという人は少なくないでしょう。
しかし、三菱UFJカードの国際ブランドでは、JCBとアメリカン・エキスプレスブランドはタッチ決済未対応です。タッチ決済を利用したい場合は、VisaかMastercardのどちらかを選ぶ必要があります。
完全ナンバーレスのカードがない
三菱UFJカードは、カードの表面には番号などの情報を記載しないタイプのナンバーレスを採用しています。つまり、裏面には番号が印字されているため、券面にまったくカード番号が書かれていないナンバーレスカードを希望している人は、セキュリティ面で不安でしょう。
一方で、完全ナンバーレスのカードは、ネットやアプリ経由で自分の会員ページにアクセスし、カード番号を確認しなければなりません。その手間を面倒に感じる人にとっては、券面にカード番号が書いてあることはメリットとなります。
三菱UFJカードの選び方
さまざまな種類がある三菱UFJカードですが、どれに申し込めばいいかを迷ったときは、年会費と利用したいサービスのバランスを考えてみることをおすすめします。
「自分が許容できる年会費の範囲」や「自分が必要とするサービス内容」など、クレジットカードに求める条件は人それぞれです。また、「インターネットで買い物ができればいい」という人と、「海外旅行で空港のラウンジを無料で使いたい」「コンシェルジュサービスも活用したい」という人でも、選ぶべきカードは当然変わってきます。
カードのランクによっても受けられるサービスや付帯保険の内容などは変わりますので、年会費とのバランスを見ながら、比較検討をしてみる必要があるでしょう。
専門家監修!おすすめの個人向け三菱UFJカード4選
専門家監修のもと、三菱UFJカードの個人向けカードを4枚ご紹介します。三菱UFJグループ自体が発行しているプロパーカードに加え、アメリカン・エキスプレスと提携したカードもあります。ここでは、各カードの特長や考慮すべき点、付帯保険などについて見ていきましょう。
1. 三菱UFJカード
► 三菱UFJカードを公式サイトから申し込む
► 三菱UFJカードのレビュー・評価を見る
[特長]
三菱UFJカードは、2024年8月から年会費が永年無料になりました。それ以前は初年度無料、2年目以降は1,375円(税込)で年に1度利用すれば翌年の年会費が無料であったので申込ハードルがぐっと下がりました。
また年会費無料で使えるクレジットカードにしては珍しく、三菱UFJカードにはショッピング保険がついています。
[考慮すべき点]
基本のポイント還元率は、0.5%と一般的な還元率ですが、三菱UFJニコスが運営するネット通販のポータルサイト「ポイント名人.com」や、獲得ポイント優遇サービスの「グローバルPLUS」を活用すれば、ポイントを貯めやすくなります。しかし、そうしたポイントアッププログラムやサイトを経由すること自体を面倒に感じる人は、ほかのカードを選んだほうが無難でしょう。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は海外のみ最高2,000万円補償(利用付帯)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間100万円まで補償
年会費 初年度 |
永年無料 |
年会費 2年目以降 |
永年無料 |
国際ブランド |
Visa / Mastercard® / JCB / American Express® |
ポイント還元率 |
0.5%~15.0% ※ |
申込対象 |
18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料1,100円(税込)・年会費無料)
・家族カード(年会費永年無料) ・QUICPay(無料) |
※【最大還元率について】
・1ポイント5円相当の商品に交換した場合
・ポイント還元対象となる利用金額は各ご利用期間中29,000円が上限です。
2. 三菱UFJカード VIASOカード
► 三菱UFJカード VIASOカードを公式サイトから申し込む
[特長]
三菱UFJカード VIASOカードは、条件なしで年会費が無料のカードです。
本カードはグローバルポイントではなくVIASOポイントが貯まりますが、入会日を基準に1年分が蓄積され、1ポイント1円としてオートキャッシュバックされます(累計が1,000ポイント以上ある場合)。ほかのポイントに交換したり、キャッシュバックの手続きをしたりする必要がないため、ポイントの活用法を考えるのが面倒という人や、忙しくてポイントを使うのを忘れて失効させてしまいがちな人におすすめです。
なお、ポイント還元率は0.5%ですが、大手携帯キャリアの料金やインターネット通信料の支払い(※)、ETC利用ではポイントが2倍になります。最大25倍のボーナスポイントがもらえる「POINT名人.com」も活用すれば、さらに効率良くポイントが貯められるでしょう。
[考慮すべき点]
三菱UFJカード VIASOカードでは、ポイントが自動キャッシュバックされるため、普段貯めているポイントに交換して使いたいという人には向きません。さらに、1年で1,000ポイント以上貯まらない場合(年間20万以下の決済)、ポイントが失効してしまいます。
また、選べる国際ブランドは基本的にMastercard®です(一部のコラボカードのみ、Visaを選択可能)。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は海外のみ最高2,000万円補償(利用付帯)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間100万円まで補償
年会費 初年度 |
無料 |
年会費 2年目以降 |
無料 |
国際ブランド |
Mastercard® |
ポイント還元率 |
0.5%~1.0% |
申込対象 |
18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料1,100円(税込)・年会費無料)
・家族カード(年会費無料) ・QUICPay(無料) |
※1 携帯電話・PHSのご利用料金(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)
注:ご利用内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※2 インターネットプロバイダーのご利用料金(Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net)
注:ご契約内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※3 ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金
3. 三菱UFJカード ゴールドプレステージ
► 三菱UFJカード ゴールドプレステージを公式サイトから申し込む
[特長]
三菱UFJカード ゴールドプレステージは、国内主要航空ラウンジとダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)のラウンジが無料で利用できるほか、厳選されたレストランで所定のコースメニューを2名以上で利用すると1名分が無料になったり、24時間健康・介護相談サービスが利用できたりするなど、ゴールドカードらしい充実の付帯特典がついたカードです。
年会費は11,000円(税込)と高めですが、Web入会なら初年度無料で利用できますので、まずは使い勝手を試してみたい、付帯サービスの魅力を確認してみたいという人は、1年間無料で利用してみてもいいでしょう。
また、外貨キャッシュが購入時のレートで優遇されるサービスや、キャッシュカード・通帳再発行の手数料還元サービスなど、銀行系列らしいユニークな特典も付帯します。
[考慮すべき点]
申込条件は、20歳以上で、本人または配偶者に安定収入がある人、学生は不可です。また、基本のポイント還元率は、一般カードなどと同様1,000円で1ポイントと、良くはありません。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は国内・海外ともに最高5,000万円補償(国内は利用付帯、海外は自動付帯)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間300万円まで補償
年会費 初年度 |
11,000円(税込) ※Webで入会された方は無料 |
年会費 2年目以降 |
11,000円(税込) |
国際ブランド |
Visa/Mastercard®/JCB/American Express® |
ポイント還元率 |
0.5%~15.0% ※ |
申込対象 |
20歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方(学生を除く) |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・家族カード(年会費無料) ・QUICPay(無料) |
※【最大還元率について】
・1ポイント5円相当の商品に交換した場合
・ポイント還元対象となる利用金額は各ご利用期間中29,000円が上限です。
4. 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
► 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを公式サイトから申し込む
[特長]
ステータス性が高く、優待サービスが豊富なAmerican Express®のプラチナ・カードを、年会費22,000円(税込)(登録型リボ払いサービス「楽Pay」利用でさらに1万9,000円に)で持てる点が、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの大きなメリットです。プラチナのみのコンシェルジュサービスや、厳選した国内40以上のホテルにて優待が受けられる「プラチナ・ホテルセレクション」、選び抜かれた国内のレストランでの優待サービス「プラチナ・グルメセレクション」といった充実のサービスを利用できます。
また、海外でのカード利用はポイントが2倍になるほか、世界140ヵ国・1,300ヵ所以上のラウンジが用意されたプライオリティ・パスや、手荷物空港宅配サービスも無料で利用できることから、海外旅行や出張が多い人にもおすすめです。
[考慮すべき点]
プラチナ・カードですが、基本のポイント還元率は、ほかのカードと同様1,000円1ポイントです。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は国内が最高5,000万円、海外が最高1億円補償(国内は自動付帯、海外は自動付帯が5,000万円分、利用付帯が5,000万円分)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間300万円まで補償
年会費 初年度 |
22,000円(税込) |
年会費 2年目以降 |
22,000円(税込) |
国際ブランド |
American Express® |
ポイント還元率 |
0.5%~15.0% ※ |
申込対象 |
20歳以上でご本人に安定した収入のある方(学生を除く) |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・家族カード(年会費1名無料、2人目より3,300円(税込)) ・QUICPay(無料) |
※【最大還元率について】
・1ポイント5円相当の商品に交換した場合
・ポイント還元対象となる利用金額は各ご利用期間中29,000円が上限です。
専門家監修!おすすめの中小企業・個人事業主向け三菱UFJカード5選
クレジットカードの法人向けカードには、中小企業や個人事業主向けの「ビジネスカード」と呼ばれるものもあります。ここでは、専門家がおすすめする中小企業・個人事業主向けの三菱UFJカードを5枚ご紹介します。
1. 三菱UFJカード ビジネス
[特長]
三菱UFJカード ビジネスなら、JAL航空券割引サービスやAmazonの法人向け優待サービス「Amazonビジネス」(Visaのみ)のほか、ビジネス向け各種優待サービスなども利用できます。さらに、タッチ決済が可能、ポイントアップサービスである「POINT名人.com」や「グローバルPLUS」の利用も可能と、個人カードと同等のメリットも得られます。
国際ブランドはVisaとMastercardの2種類から選択可能で、年会費に275円を追加することで、両ブランドのカードを発行することも可能です。
[考慮すべき点]
申込みができるのは、原則黒字決算の法人・個人事業主のみです。また、小規模な企業や個人事業主以外は、利用可能枠が40万~80万円と少額である点は検討の余地があるでしょう。ETCカードの発行には、1,100円がかかります。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険はなし
・ショッピング保険はなし
年会費 初年度 |
1,375円(税込) |
年会費 2年目以降 |
1,375円(税込) |
国際ブランド |
Visa / Mastercard® |
ポイント還元率 |
0.5% |
申込対象 |
法人の代表者または個人事業主・黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料1,100円(税込)・年会費永年無料)
・追加カード(1,375円(税込)) ・QUICPay(無料) |
2. 三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネス
[特長]
三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネスは、ワンランク上のサービスを利用したい人におすすめのビジネスカードです。個人向けカードと同様に、ポイントアップサービス「POINT名人.com」および「グローバルPLUS」が利用でき、また、「グローバルPLUS」で、月間10万円以上利用すれば基本ポイントの50%加算が受けられます(月間3万円以上10万円未満は基本ポイントの20%加算。2022年4月より適用)。経費の決済をこのカードで行えば、効率良くポイントを貯められるでしょう。
タッチ決済も可能で、空港ラウンジサービス、国内・海外旅行傷害保険など、付帯サービスも充実しています。また、ETCカードは発行が無料となります。
[考慮すべき点]
申込みができるのは、原則として開業3年以上、2期連続黒字決算の法人・個人事業主のみです。そのため、申込みのハードルはやや高いといえるでしょう。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は国内・海外ともに最高5,000万円補償(国内は利用付帯、海外は自動付帯)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間300万円まで補償
年会費 初年度 |
11,000円(税込) |
年会費 2年目以降 |
11,000円(税込) |
国際ブランド |
Visa / Mastercard® |
ポイント還元率 |
0.5% |
申込対象 |
勤続年数または営業年数3年以上・法人の代表者または個人事業主・2期連続黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・追加カード(2,200円(税込)) ・QUICPay(無料) |
3. 三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
[特長]
人気のAmerican Express®の法人カードを、年会費2,095円というリーズナブルな価格で持つことができます。国際線利用時に、国内の主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)のラウンジが無料利用可能。国内・海外旅行傷害保険に加え、ショッピング保険や最高2万円の国内渡航便遅延保険も付帯されています。
やはり、ポイントアップサービス「POINT名人.com」と「グローバルPLUS」を利用できるので、経費の支払いに活用することで、ポイントを効率良く貯められるでしょう。
[考慮すべき点]
申込みができるのは、原則黒字決算の法人・個人事業主のみになります。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は国内・海外ともに最高2,000万円補償(国内は利用付帯、海外は自動付帯)
・ショッピング保険は海外で年間100万円まで補償
年会費 初年度 |
2,095円(税込) |
年会費 2年目以降 |
2,095円(税込) |
国際ブランド |
American Express |
ポイント還元率 |
0.5%~1.0% |
申込対象 |
法人の代表者または個人事業主・黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・追加カード(1,100円(税込)) ・QUICPay(無料) |
4. 三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
[特長]
三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本的な特徴は、三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードとほぼ同様です。
異なる点は、旅行傷害保険が国内外ともに5,000万円、ショッピング保険が300万円と上限額が上がっている点と、国内だけでなく海外でも渡航便遅延保険が利用できる点です。
[考慮すべき点]
年会費が1万1,000円と比較的高額です。5,000万円の国内外の旅行傷害保険サービスの補償額を希望しないのであれば、ワンランク下の三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでもいいかもしれません。また反対に、年会費は経費で落とせるので、より年会費の高いプラチナ・カードにランクアップしたほうが、お得な場合もあるでしょう。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は国内・海外ともに最高5,000万円補償(国内は利用付帯、海外は自動付帯)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間300万円まで補償
年会費 初年度 |
11,000円(税込) |
年会費 2年目以降 |
11,000円(税込) |
国際ブランド |
American Express |
ポイント還元率 |
0.5%~1.0% |
申込対象 |
勤続年数または営業年数3年以上・法人の代表者または個人事業主・2期連続黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・追加カード(2,200円(税込)) ・QUICPay(無料) |
5. 三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
[特長]
三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、個人事業主が申し込める三菱UFJカードの法人カードの中で、最もステータスの高いカードです。年会費2万2,000円で、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パス、アメリカン・エキスプレス・コネクトといった、American Express®のプラチナ・カードと同様のサービスが利用できます。もちろん、三菱UFJの個人向けカードと同様に、ポイント上乗せサービスが利用できるため、利用額に応じてポイントもどんどん貯まります。
付帯保険も充実していて、最高1億円の旅行傷害保険やショッピング保険、国内・海外渡航便遅延保険、最高1,000万円の犯罪被害傷害保険も付いてきます。
[考慮すべき点]
利用可能枠が最高500万円となっている点には注意が必要です。通常、American Express®のプラチナ・カードは、限度枠の設定がなく、各自の信用情報によって上限が決まります。そのAmerican Express®カード特有のメリットは、このカードでは得られません。
[そのほか概要]
・旅行傷害保険は国内が最高5,000万円、海外が最高1億円補償(国内は自動付帯、海外は自動付帯が5,000万円分、利用付帯が5,000万円分)
・ショッピング保険は国内・海外ともに年間300万円まで補償
年会費 初年度 |
22,000円(税込) |
年会費 2年目以降 |
22,000円(税込) |
国際ブランド |
American Express |
ポイント還元率 |
0.8%~1.0% |
申込対象 |
勤続年数または営業年数3年以上・法人の代表者または個人事業主・2期連続黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・追加カード(3,300円(税込)) ・QUICPay(無料) |
特におすすめはコレ!専門家が選ぶ個人向け三菱UFJカード
三菱UFJカードの個人向けカードの中で、一般カードやゴールドカードなど、計4枚をご紹介しました。その中で、コスト面で特に専門家がおすすめしたい個人向けカードが、下記になります。
三菱UFJカード
► 三菱UFJカードを公式サイトから申し込む
► 三菱UFJカードのレビュー・評価を見る
個人向けの三菱UFJカードの中で特におすすめなのが、一般カードである三菱UFJカードです。年会費永年無料で、海外旅行傷害保険に加えてショッピング保険も付帯される点がおすすめです。
またポイントも、さまざまな交換先があるため、何かと便利に使えるでしょう。低コストで、あると便利なクレジットカードの機能をきっちりカバーしているカードとなります。
年会費 初年度 |
永年無料 |
年会費 2年目以降 |
永年無料 |
国際ブランド |
Visa / Mastercard® / JCB / American Express® |
ポイント還元率 |
0.5%~15.0% ※ |
申込対象 |
18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料1,100円(税込)・年会費無料)
・家族カード(年会費永年無料) ・QUICPay(無料) |
※【最大還元率について】
・1ポイント5円相当の商品に交換した場合
・ポイント還元対象となる利用金額は各ご利用期間中29,000円が上限です。
特におすすめはコレ!専門家が選ぶ個人事業主向け三菱UFJカード
個人事業主も、一枚のカードの支払いを、プライベートとビジネスでいちいち分けて計上をしなくても済むので、プライベート用のカードとは別に、ビジネス用のクレジットカードを作ることをおすすめします。今回紹介した5枚の法人カードの中から、個人事業主に推薦したいビジネス用カードが以下になります。
三菱UFJカード ビジネス
個人事業主やスタートアップ向けのおすすめ法人カードが、三菱UFJカード ビジネスです。年会費が1,375円(Visa、Mastercard両方を申し込んだ場合は1,650円)とリーズナブルで、JAL航空券の割引サービスのほか、「Amazonビジネス」や「ねっとJALオンライン」といったビジネス特化の優待サービスも利用できます。また、ポイントアップサービスである「POINT名人.com」や「グローバルPLUS」を、個人向けカードと同じように利用できる点も魅力です。
ただし、利用可能枠が40万~80万円と少額なので、その点は毎月の経費の総額や事業規模を考えて申し込むかを決めるべきでしょう。
年会費 初年度 |
1,375円(税込) |
年会費 2年目以降 |
1,375円(税込) |
国際ブランド |
Visa / Mastercard® |
ポイント還元率 |
0.5% |
申込対象 |
法人の代表者または個人事業主・黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料1,100円(税込)・年会費永年無料)
・追加カード(1,375円(税込)) ・QUICPay(無料) |
特におすすめはコレ!専門家が選ぶ中小企業向け三菱UFJカード
三菱UFJカードの法人カードの中から、専門家が特に中小企業におすすめしたいカードをご紹介します。個人事業主向けよりも付帯サービスが充実し、利用可能枠が高めに設定されています。
三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネス
中小企業向けの法人カードなら、三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネスがおすすめです。1万1,000円(Visa、Mastercard両方を申し込んだ場合は1万3,200円)と、年会費は三菱UFJカード ビジネスよりも高いものの、その分、100万~300万円と利用可能枠が高めに設定されています。三菱UFJカード ビジネスにはない、空港ラウンジ無料利用やJAL航空券割引サービスなどが付帯し、国内・海外旅行傷害保険もついてくる、充実のカードです。
年会費 初年度 |
11,000円(税込) |
年会費 2年目以降 |
11,000円(税込) |
国際ブランド |
Visa / Mastercard® |
ポイント還元率 |
0.5% |
申込対象 |
勤続年数または営業年数3年以上・法人の代表者または個人事業主・2期連続黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・追加カード(2,200円(税込)) ・QUICPay(無料) |
特におすすめはコレ!専門家が選ぶステータス重視の企業向け三菱UFJカード
中小企業やベンチャーの経営層が、クレジットカードにステータスを求める場合におすすめしたい三菱UFJカードといえば、やはりAmerican Express®と提携したこちらのカードでしょう。
三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
特にステータスを重視する企業には、三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが断然おすすめです。ステータス性の高いAmerican Express®のプラチナ・カードで、ホテルやダイニングなどで利用できる、プラチナ会員だけの贅沢な優待が用意されています。
また、世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが、無料で使えます。
年会費 初年度 |
22,000円(税込) |
年会費 2年目以降 |
22,000円(税込) |
国際ブランド |
American Express |
ポイント還元率 |
0.8%~1.0% |
申込対象 |
勤続年数または営業年数3年以上・法人の代表者または個人事業主・2期連続黒字決算の方 |
追加可能なカード |
・ETCカード(発行手数料無料・年会費永年無料)
・追加カード(3,300円(税込)) ・QUICPay(無料) |
発行条件のハードルが高い、三菱UFJカードのコーポレートカード
中小企業や個人事業主向けのビジネスカードに対し、一定規模以上の企業を対象にした法人カードは「コーポレートカード」と呼ばれています。
ここでご紹介する三菱UFJカードのコーポレートカードは、どれも開業から10年以上、資本金3,000万円以上、従業員数50名以上、2期連続黒字決算が発行の条件で、ごく限られた大企業のみが申し込めるカードとなります。
オンラインからの申込みはできず、入会専用ダイヤル(0120-151117 / 受付時間9:00~17:00(無休・年末年始は休み))にて入会申込書を取り寄せ申込みが可能です。
ここでは、各カードの特長を簡単に解説しましょう。
1. 三菱UFJカード コーポレート
三菱UFJカードのコーポレートカードの中で、一般カードにあたるのが三菱UFJカード コーポレートです。年会費は、カード使用者1人あたり1,375円で、国内・海外旅行傷害保険等が付帯されません。主に、経費精算目的でクレジットカードを使いたい企業向けのカードでしょう。
2. 三菱UFJカード ゴールドプレステージコーポレート
ワンランク上のサービスや特典を求める企業向けのコーポレートカードが、三菱UFJカード ゴールドプレステージコーポレートです。国内・海外旅行傷害保険が最高5,000万円、ショッピング保険が国内外ともに年間300万円、さらに国内・海外渡航便遅延保険などが付帯します。年会費は、使用者1人目が1万1,000円、2人目以降が2,200円となります。
3. 三菱UFJカード パーチェシング
セキュリティ面で安心度の高い、完全カードレスのコーポレートカードが三菱UFJカード パーチェシングです。社内のカード管理にかかる手間やリスクを省いて、活用することが可能です。また、相談の上で個別に利用可能枠を設定してもらえるというのも、ほかの三菱UFJカードの法人向けカードにはないメリットです。年会費は、原則1社3万3,000円となります。
4. MUFGカード エクスプレスコーポレート
MUFGカード エクスプレスコーポレートなら、「スマートフォンやパソコンから簡単予約」「予約の変更は何度でも手数料無料」「チケットレスで乗車可能」など、JR東海のエクスプレス予約サービスが自動付帯となります。年間のエクスプレス予約サービスの利用金額が一定以上(法人単位で300万円、使用者単位で1万8,000円以上)でないと申し込めないので、東海道・山陽新幹線などJR東海をよく利用する企業向けのカードといえます。年会費は、使用者1人目が1万1,000円、2人目以降2,200円です。
三菱UFJカードのよくある質問
最後に、三菱UFJカードに関する、よくある質問と回答をご紹介します。
Q. 個人向けの三菱UFJカードで、年会費無料のカードはある?
個人向けの三菱UFJカードのうち、年会費が無料なのは三菱UFJカードと三菱UFJカード VIASOカードです。三菱UFJカードは2024年8月から年会費が永年無料になりました。
Q. 三菱UFJカードは学生でも申し込める?
18歳以上の学生であれば、三菱UFJカードと三菱UFJカード VIASOカードに申し込めます。ただし、申込みには親権者の同意が必要で、高校生は申し込めません。
ちなみに、学生は安定収入の有無を問われないため、アルバイトをしていなくても申込みが可能です。
Q. 三菱UFJカードで効率良くポイントを貯めるコツは?
三菱UFJカードは、普通にカードを利用しているだけでは、ポイントは多くは貯まりません。経由して買い物をすることでポイントがアップする「POINT名人.com」や、一定額以上のカード利用でポイントが上乗せされる「グローバルPLUS」といったサービスを活用しましょう。また、ポイントの交換先は豊富なので、なるべく交換率の高い交換先を選ぶのも重要です。
Q. 個人向けの三菱UFJカードならどれがおすすめ?
基本的な機能がそろった、三菱UFJカードがおすすめです。4種の国際ブランドから任意のものを選んで契約できますし、VisaかMastercardならタッチ決済も使えます。ショッピング保険の付帯もありますので、安心して利用できるでしょう。
Q. 付帯サービスが充実している三菱UFJカードは?
個人向けの三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと、ビジネス向けの三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、どちらも付帯サービスが充実しているカードです。毎日の暮らしをワンランクアップしたい人におすすめです。
【まとめ】自分に合った三菱UFJカードを見つけよう
個人向けの三菱UFJカードは、プロパーカードと提携カードで、それぞれの特長が異なります。同じように、法人向けのビジネスカードも、中小企業向けなのか個人事業主向けなのかで、特長は違ってきます。
言い換えると、三菱UFJカードの各カードは、どのユーザーに向けられているものなのかが、わかりやすいともいえます。この記事を参考に、自分にぴったりの三菱UFJカードを見つけてみてください。