JCBカードSとJCBカードWはどちらがお得?年会費・還元率・特典を比較

クレジットカードを選ぶ際、「どのカードが自分にとって最もお得なのか」という疑問を抱えている方は多いでしょう。特に、年会費無料の人気カードである JCBカードSと JCBカードWのどちらを選ぶべきか迷っている方も少なくありません。
本記事では、JCBカードSとJCBカードWの年会費・還元率・特典を詳細に比較し、あなたのライフスタイルに最適なカードを見つけるお手伝いをします。数値に基づいた具体的な比較と、実際の利用シーンでのお得度を計算してご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
JCBカードSとJCBカードWの基本スペック比較
まずは、両カードの基本的なスペックを一覧表で比較してみましょう。
項目 | JCBカードS | JCBカードW |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
申込年齢 | 18歳以上(制限なし) | 18歳以上39歳以下 |
基本還元率 | 0.5% | 1.0% |
最大還元率 | 10.0% (※) | 10.5% (※) |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) | 最高2,000万円 (利用付帯) |
独自特典 | クラブオフ優待・スマホ保険 (※) | ポイント2倍・Amazon優待 |
(※)還元率について:還元率は交換商品により異なります。
(※)スマホ保険について:①~②の条件を満たしている場合、補償が適用されます。①補償対象スマートフォンの通信料の支払いに、JCBカードSを指定②事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う※購入後24ヵ月以内のスマートフォンが補償対象となります
年会費の比較:どちらも永年無料だが条件に違いあり
JCBカードSの年会費
JCBカードSは 年会費永年無料で、年齢制限もありません。18歳以上であれば誰でも申し込み可能で、家族カードやETCカードも無料で発行できます。一度作成すれば、生涯にわたって年会費の心配をする必要がありません。
JCBカードWの年会費
JCBカードWも 年会費永年無料ですが、申込には年齢制限があります。 39歳までに入会する必要がありますが、40歳以降も年会費無料で継続利用できる点が特徴です。家族カードやETCカードも無料です。
どちらも年会費は永年無料ですが、JCBカードWには申込年齢制限があります。40歳以上の方はJCBカードSを選択する必要があります。
還元率の比較:基本還元率で大きな差
基本還元率の違い
最も大きな違いは 基本還元率です。
- JCBカードS:0.5%(1,000円につき1ポイント)
- JCBカードW:1.0%(1,000円につき2ポイント)
JCBカードWは、JCBカードSの 2倍のポイントを獲得できます。これは、国内・海外どこで利用しても適用される大きなメリットです。
年間利用額別の獲得ポイント比較
年間100万円利用した場合の獲得ポイント
- JCBカードS:1,000ポイント(5,000円相当)
- JCBカードW:2,000ポイント(10,000円相当)
- 差額:5,000円相当
優待店での還元率
両カードとも、JCBオリジナルシリーズパートナー店舗で還元率がアップします。
店舗 | JCBカードS | JCBカードW |
---|---|---|
Amazon.co.jp | 1.5%(3倍) | 2.0%(4倍) |
セブン-イレブン | 1.5%(3倍) | 2.0%(4倍) |
スターバックス | 5.0%(10倍) | 5.5%(11倍) |
特典の比較:クラブオフ vs ポイント重視
JCBカードSの特典:クラブオフ優待
JCBカードSの最大の魅力は 「JCBカードS優待クラブオフ」です。
クラブオフ優待の主なメリット
- 国内外20万ヵ所以上の施設で優待
- 映画チケット500円割引
- レストラン・居酒屋で10-20%割引
- 遊園地・水族館の入場料割引
- ホテル・旅館の宿泊料割引
JCBスマートフォン保険
- 年間最高30,000円の補償
- ディスプレイ破損時の修理費用を補償
- 自己負担額10,000円
- 購入から24ヶ月以内が対象
JCBカードWの特典:高還元率とAmazon優待
JCBカードWは ポイント還元に特化した特典が充実しています。
- いつでもポイント2倍:基本還元率1.0%
- Amazon.co.jpで4倍:還元率2.0%
- スターバックスで最大21倍:eGift購入時10.5%還元
- JCBカードW plus L:女性向け保険・優待サービス
利用シーン別のお得度計算
シーン1:日常の買い物メイン(年間60万円)
コンビニ・スーパーでの年間60万円利用
- JCBカードS:600ポイント(3,000円相当)
- JCBカードW:1,200ポイント(6,000円相当)
- JCBカードWが3,000円お得
シーン2:Amazon.co.jpヘビーユーザー(年間30万円)
Amazon.co.jpで年間30万円利用
- JCBカードS:900ポイント(4,500円相当)
- JCBカードW:1,200ポイント(6,000円相当)
- JCBカードWが1,500円お得
シーン3:外食・レジャー重視
月4回映画鑑賞+月2回外食の場合
JCBカードSの場合:
- 映画:500円×4回×12ヶ月 = 24,000円節約
- 外食:1,000円×2回×12ヶ月 = 24,000円節約
- 年間48,000円の節約効果
JCBカードWの場合:
- 基本還元率による上乗せポイントのみ
- 直接的な割引優待なし
どちらを選ぶべき?判断基準を解説
JCBカードSがおすすめな人
- 40歳以上の方(JCBカードWは申込不可)
- 外食・レジャーを頻繁に利用する方
- 映画鑑賞が趣味の方
- スマートフォン保険を重視する方(※)
- 割引優待を活用したい方
JCBカードWがおすすめな人
- 18歳から39歳以下で高還元率を重視する方
- Amazon.co.jpをよく利用する方
- スターバックスをよく利用する方
- ポイント獲得を重視する方
- シンプルに還元率の高いカードが欲しい方
- 女性向け特典も利用したい方(JCBカードW plus L)
よくある質問(FAQ)
まとめ:ライフスタイルに合わせて最適な選択を
JCBカードSとJCBカードWの比較をまとめると、以下のような結論になります。
- ポイント還元率重視:JCBカードW(基本還元率1.0%)
- 割引優待重視:JCBカードS(クラブオフ20万ヵ所以上)
- 年齢制限:40歳以上はJCBカードSのみ
- Amazon利用者:JCBカードW(2.0%還元)
- 外食・レジャー好き:JCBカードS(直接割引で大幅節約)
どちらも年会費永年無料の優秀なカードですが、あなたの 利用スタイルによって得られるメリットが大きく異なります。ポイント還元を重視するならJCBカードW、割引優待を活用したいならJCBカードSを選択することで、より多くのお得感を実感できるでしょう。